<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><rss version="2.0"
	xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
	xmlns:wfw="http://wellformedweb.org/CommentAPI/"
	xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
	xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"
	xmlns:sy="http://purl.org/rss/1.0/modules/syndication/"
	xmlns:slash="http://purl.org/rss/1.0/modules/slash/"
	>

<channel>
	<title>配当金チョコ日記</title>
	<atom:link href="https://haitou-choco-nikki.com/feed/" rel="self" type="application/rss+xml" />
	<link>https://haitou-choco-nikki.com</link>
	<description></description>
	<lastBuildDate>Tue, 20 Oct 2026 10:24:22 +0000</lastBuildDate>
	<language>ja</language>
	<sy:updatePeriod>
	hourly	</sy:updatePeriod>
	<sy:updateFrequency>
	1	</sy:updateFrequency>
	<generator>https://wordpress.org/?v=7.1.3</generator>

<image>
	<url>https://haitou-choco-nikki.com/wp-content/uploads/2026/04/cropped-haitou-choco-thumbnail-32x32.png</url>
	<title>配当金チョコ日記</title>
	<link>https://haitou-choco-nikki.com</link>
	<width>32</width>
	<height>32</height>
</image> 
	<item>
		<title>チョコレートが小さくなるのはなぜ？値上げと内容量減少を会計で比べてみた</title>
		<link>https://haitou-choco-nikki.com/invest-shrinkflation-accounting-guide/</link>
					<comments>https://haitou-choco-nikki.com/invest-shrinkflation-accounting-guide/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[haitochoko]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 20 Oct 2026 10:24:21 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[投資]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://haitou-choco-nikki.com/?p=430</guid>

					<description><![CDATA[※この記事にはアフィリエイト広告が含まれています。 値段は同じなのにチョコが小さくなる「シュリンクフレーション」。企業の利益にどう影響するのか、気になったため調査してみました。決算書の数字を見ても「会社の中で何が起きてい [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">※この記事にはアフィリエイト広告が含まれています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">値段は同じなのにチョコが小さくなる「シュリンクフレーション」。企業の利益にどう影響するのか、気になったため調査してみました。決算書の数字を見ても「会社の中で何が起きているの？」と思うことが多く、身近なチョコを例に読み解いてみました。難しい言葉は、その都度説明します。</p>



<h3 class="wp-block-heading">チョコは本当に小さくなった？</h3>



<p class="wp-block-paragraph">明治は、2025年5月20日の発売分から、内容量を次のように減らしました。</p>



<figure class="wp-block-table"><table class="has-fixed-layout"><thead><tr><th>商品</th><th>変更前</th><th>変更後</th><th>減少率</th></tr></thead><tbody><tr><td>きのこの山</td><td>74g</td><td>66g</td><td>約11%</td></tr><tr><td>たけのこの里</td><td>70g</td><td>63g</td><td>10%</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">会社は「原材料の値上がりや人手不足などで、これまでの努力では今の値段で売り続けるのが難しくなった」と説明しています。さらに2026年11月出荷分からは、同じ商品を含む11品を約3〜8%値上げします。<strong>先に量を減らし、のちに値上げ</strong>という順番です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ちなみに、2023年に広まった「板チョコが小さくなった」という投稿は、大手3社が「2015年以降は変わっていない」と否定しました。印象ではなく、事実で確かめることが大切です。</p>



<h3 class="wp-block-heading">会社の「儲け」を3つの言葉で</h3>



<p class="wp-block-paragraph">まず、3つの言葉を覚えてください。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li><strong>売上</strong>：商品を売って受け取るお金</li>



<li><strong>原価</strong>：商品を作るためにかかったお金（主に原料代）</li>



<li><strong>粗利（あらり）</strong>：売上から原価を引いた、商品そのものの儲け</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">たとえば、100円のチョコの原価が60円なら、粗利は40円です。100枚売れば、売上10,000円、原価6,000円、粗利4,000円になります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ここでカカオが高騰して、原価が75円に上がったとします。会社はどうするでしょう。次は<strong>架空の例</strong>です（買う人の数は変わらないものとします）。</p>



<figure class="wp-block-table"><table class="has-fixed-layout"><thead><tr><th>会社の対応</th><th>売上</th><th>原価</th><th>粗利（100枚）</th></tr></thead><tbody><tr><td>何もしない</td><td>10,000円</td><td>7,500円</td><td>2,500円</td></tr><tr><td>値上げ（110円に）</td><td>11,000円</td><td>7,500円</td><td>3,500円</td></tr><tr><td>内容量を10%減（100円のまま）</td><td>10,000円</td><td>6,750円</td><td>3,250円</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">何もしないと、粗利は4,000円から2,500円に減ります。値上げでも内容量減でも、粗利は取り戻せます。違いは、お客さんの受け止め方です。値上げは「高くなった」と感じて買う人が減るかもしれません。内容量減は値札が同じなので買う人が減りにくい反面、気づかれると不満が出ます。</p>



<h3 class="wp-block-heading">高い原料の「痛み」は、あとから出てくる</h3>



<p class="wp-block-paragraph">電車の回数券でたとえてみましょう。1回200円の電車が、来月から230円に値上がりするとします。値上がり前に回数券をまとめて買っておけば、使い切るまでは1回200円で乗れますよね。つまり、乗るたびのコストは、<strong>今日の運賃ではなく、回数券を買ったときの値段</strong>で決まります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">会社の原料も同じです。原料は、買ったときは「在庫（会社の持ち物）」として帳簿に載り、チョコが売れたときに、はじめて「原価（使ったお金）」に変わります。このとき原価になるのは、基本的に<strong>買ったときの値段</strong>です（実際は平均を取るなど、細かいルールもあります）。この記録のルールを、簿記では「仕訳（しわけ）」と呼びます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">流れにすると、こうなります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">原料を買う → 在庫が増える → チョコが売れる → 在庫が原価に変わる</p>



<p class="wp-block-paragraph">つまり、カカオが高いときに買った原料が倉庫に残っている間は、相場が落ち着いても、原価が重いままです。反対に、安く買った原料が残っていれば、相場が上がっても原価は軽く済みます。値上がりの影響は、<strong>買った時期から遅れて</strong>決算に出てくるのです。</p>



<h3 class="wp-block-heading">「高いとき」とは、いつのこと？</h3>



<p class="wp-block-paragraph">「高いときに買った原料」とは、いつの話でしょうか。ニューヨークのカカオ価格（1トンあたり）は、おおよそ次のように動きました（数字は目安です）。</p>



<figure class="wp-block-table"><table class="has-fixed-layout"><thead><tr><th>時期</th><th>カカオの価格（目安）</th></tr></thead><tbody><tr><td>2022年</td><td>約2,400ドル</td></tr><tr><td>2023年後半</td><td>上がり始める（「カカオショック」）</td></tr><tr><td>2024年末ごろ</td><td>1万ドル台前半まで上がり、史上最高値に</td></tr><tr><td>2025年</td><td>下落に転じ、10月には1年ぶりの安値（約6,000ドル台）</td></tr><tr><td>2026年10月</td><td>約5,600ドル台</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">つまり、高かったのは<strong>2024年から2025年前半ごろ</strong>です。このころに買った原料が、2025〜2026年の決算に出てきたと考えられます。明治の内容量減（2025年5月）や値上げ（2026年11月出荷分）も、この影響を受けているのかもしれません。最近は最高値の半分ほどまで下がったので、安く買った原料が増えれば、原価は軽くなる方向です。</p>



<h3 class="wp-block-heading">会社の中で起きていそうなこと（推測）</h3>



<p class="wp-block-paragraph">決算書は結果しか見せてくれないので、ここからは推測です。会社は詳しい理由を公表していません。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>値上げはお店との交渉が必要ですが、内容量の変更は自社の準備で進められます。<strong>先にできるほうから手をつけた</strong>のかもしれません。</li>



<li>高値で買った原料が倉庫に残っている間は、使う量を減らして、原価の増え方を抑えたかったのかもしれません。</li>
</ul>



<h3 class="wp-block-heading">決算書で確かめてみる</h3>



<p class="wp-block-paragraph">明治のチョコが入る「カカオ」事業の2026年4〜6月は、決算を解説した記事によると、次のようでした。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>売上高：436億円（前年同期比+12.7%）</li>



<li>営業利益：20億円（同−34.2%）</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">※営業利益とは、売上から原価や人件費などを引いた、本業の儲けのことです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">よく売れたのに、儲けは約3分の2に減っています。主因は、相場が高い時期に買った原料を使ったことによるコスト増だと説明されています。さきほどの「高い原料の痛みは、あとから出てくる」が、決算にも表れているように見えます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">決算書は、自分の持ち株のものを読むと、ぐっと身につきます。マネックス証券の「銘柄スカウター」は決算の数字が見やすく並ぶので、慣れるのに役立ちました。口座の開設は無料で、手続きはスマホだけで完結します。</p>



<a rel="nofollow noopener" href="https://h.accesstrade.net/sp/cc?rk=010072wz00orw5" referrerpolicy="no-referrer-when-downgrade" target="_blank"><img decoding="async" src="https://h.accesstrade.net/sp/rr?rk=010072wz00orw5" alt="株・投資信託ならネット証券のマネックス" border="0" width="468" height="60"></a>



<p class="wp-block-paragraph">使い方は、こちらの記事に書いています。<br>【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/invest-monex-scouter-howto/" data-type="post" data-id="176">銘柄スカウターの使い方</a>】</p>



<h3 class="wp-block-heading">まとめ</h3>



<ul class="wp-block-list">
<li>値上げも内容量減も、原価が上がった分の粗利を取り戻す方法。ただし、値上げは「高くなって買う人が減るかも」、内容量減は「小さくなったと気づかれて不満が出るかも」と、心配ごとが違う。</li>



<li>原料は買ったとき在庫になり、売れたときに「買ったときの値段」で原価になる。だから、カカオが高かった時期の影響は、遅れて決算に出る。</li>



<li>決算書の数字と身近な出来事を結びつけると、会社の中で起きたことを想像できる。</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">次にチョコを買うとき、「この一粒は、帳簿の上でどう動いているのだろう」と考えてみてください。口座の開設は無料で、手続きはスマホだけで完結します。</p>



<a rel="nofollow noopener" href="https://h.accesstrade.net/sp/cc?rk=010072wz00orw5" referrerpolicy="no-referrer-when-downgrade" target="_blank"><img decoding="async" src="https://h.accesstrade.net/sp/rr?rk=010072wz00orw5" alt="株・投資信託ならネット証券のマネックス" border="0" width="468" height="60"></a>



<p class="wp-block-paragraph">各社の儲け方の違いは、こちらで比べています。<br>【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/chocolate-business-model-comparison/" data-type="post" data-id="427">チョコ企業の儲け方は4タイプ。ビジネスモデルで比べてみた</a>】</p>



<p class="wp-block-paragraph">この記事は推測を含むため、投資の最終判断はご自身でお願いします。特定の金融商品や銘柄を勧めるものではありません。</p>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://haitou-choco-nikki.com/invest-shrinkflation-accounting-guide/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>チョコレート企業の儲け方は4タイプ。ビジネスモデルで比べてみた</title>
		<link>https://haitou-choco-nikki.com/chocolate-business-model-comparison/</link>
					<comments>https://haitou-choco-nikki.com/chocolate-business-model-comparison/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[haitochoko]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 17 Oct 2026 12:34:54 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[投資]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://haitou-choco-nikki.com/?p=427</guid>

					<description><![CDATA[※この記事にはアフィリエイト広告が含まれています。 カカオ高騰で、チョコレートの値上げが続いています。「チョコレート企業は、どうやって儲けているのだろう」「会社によって、影響はどう違うのだろう」と気になったことはありませ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">※この記事にはアフィリエイト広告が含まれています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">カカオ高騰で、チョコレートの値上げが続いています。「チョコレート企業は、どうやって儲けているのだろう」「会社によって、影響はどう違うのだろう」と気になったことはありませんか。この記事では、チョコレート企業のビジネスモデルを4つのタイプに分けて比べます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">わたしは配当金でチョコを買うブログを書いていて、チョコ好きの投資家でもあります。お店でチョコを買うたびに、「この一粒は、誰がどう儲けているのだろう」と思っていました。決算の数字を読むのは苦手な方も多いと思うので、専門用語には補足をつけて進めます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この記事を読むと、次の3つが分かります。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>チョコレート企業の「儲け方」の4タイプ</li>



<li>カカオ高騰で、各社の利益がどう動いたか</li>



<li>型だけでは明暗が決まらない、という意外な結論</li>
</ul>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">チョコ会社は何で儲けている？4タイプに分けて見る</h3>



<p class="wp-block-paragraph">同じチョコレートを扱っていても、「誰に」「どこで」売るかで、儲け方は大きく変わります。この記事では、次の4タイプに分けます。</p>



<figure class="wp-block-table"><table class="has-fixed-layout"><thead><tr><th>タイプ</th><th>代表的な会社</th><th>誰に・どこで売るか</th></tr></thead><tbody><tr><td>①量販ブランド型</td><td>明治HD、森永製菓</td><td>スーパー・コンビニなどで、全国に大量に売る</td></tr><tr><td>②専門店・ギフト型</td><td>モロゾフ</td><td>直営店や百貨店などで、洋菓子を贈り物としても売る</td></tr><tr><td>③BtoB原料型</td><td>不二製油</td><td>チョコを作る会社やパティシエに、原料として売る</td></tr><tr><td>④Bean to Bar・小規模型</td><td>Minimal、ダンデライオンなど</td><td>工房併設の店で、少量を高めの価格で売る</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">※BtoB（企業向けの取引）とは、一般の消費者ではなく、企業を相手にする商売のことです。<br>※Bean to Bar（ビーン・トゥ・バー）とは、カカオ豆の選定から板チョコ作りまでを、一つの工房で行う作り方です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">なお、ロッテも国内チョコの大手ですが、わたしの認識では上場しておらず、決算の数字を見られません。この記事では取り上げません。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">①量販ブランド型：明治・森永（スーパーやコンビニで売る）</h3>



<p class="wp-block-paragraph">「きのこの山」「たけのこの里」「ダース」など、誰もが知っているブランドを、全国の店で大量に売るタイプです。強みは、売る量の多さです。弱みは、原料の値上がりを、すぐには値札に反映しにくいことです。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>明治ホールディングス</strong>は、チョコだけの会社ではありません。2026年3月期の売上は、食品が9,415億円で全体の約8割を占め、残りは医薬品です。食品のなかで、チョコレートは「カカオ」という事業区分に入っています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その「カカオ」事業の2027年3月期第1四半期（2026年4〜6月）は、決算の内訳を解説した記事によると、次のようになりました。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>売上高：436億円（前年同期比+12.7%）</li>



<li>営業利益（本業のもうけ）：20億円（同−34.2%）</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">売上は伸びたのに、利益は約3分の2に減りました。主因は、カカオ相場が高い時期に調達した原料の使用によるコスト増と、為替だと説明されています。「チョコはよく売れたのに、原料代がそれ以上に上がった」という状態です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">一方、明治HD全体の同じ期間は、売上高2,894億円（+5.8%）、営業利益227億円（+27.7%）でした。カカオ事業が減益でも、会社全体は増益です。チョコ以外の柱があることで、落ち込みを吸収できています。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>森永製菓</strong>は、2026年3月期の売上高が2,367億円（前期比+3.4%）、営業利益が224億円（同+5.3%）の増収増益でした。会社の説明では、カカオ関連の原料コストの上昇が重しになった一方、価格改定とコストダウンで補い、第4四半期にはカカオ相場の安定と原料の置き換えが増益に効いたとされています。なお、森永製菓の事業区分では、チョコレートだけの数字は取り出せません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">同じ量販型でも、明治のカカオ事業は減益、森永製菓は全体で増益と、結果が分かれました。この理由は、後ほど整理します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">明治のチョコを実際に買って食べた話は、こちらの記事に書いています。<br>【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/haitoukin-choco-202504/" data-type="post" data-id="51">配当金1,308円で明治ザ・カカオを買った話</a>】</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">②専門店・ギフト型：モロゾフ（贈り物としても売る）</h3>



<p class="wp-block-paragraph">次は、直営店や百貨店などで、チョコレートを含む洋菓子を、贈り物としても売るタイプです。ブランドの力で価格を決めやすい、と考えられがちです。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>モロゾフ</strong>は、洋菓子の製造販売が売上の約94%を占め、なかでもチョコレートやクッキーなどの干菓子が約7割です。販売は直営店35店と準直営店141店を中心に、主に百貨店や量販店で行っています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">その2026年1月期の決算は、次のようになりました。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>売上高：363億円（前期比+0.7%）</li>



<li>営業利益：12.6億円（同−38.6%）</li>



<li>営業利益率：3.5%（前期は5.7%）</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">売上はほぼ横ばいでしたが、営業利益は4割近く減っています。報道では、カカオを中心とした原材料の高騰が利益を押し下げたとされています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「ブランド力があれば、値上げで乗り切れる」とは、数字を見る限り言い切れません。贈り物の価格には、「このくらいの金額で贈りたい」という相場感があります。値上げをしても、お客さんが数や内容を減らせば、利益は思ったほど増えません。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">③BtoB原料型：不二製油（チョコを作る会社に売る）</h3>



<p class="wp-block-paragraph">わたしたちが普段、目にしないタイプです。<strong>不二製油</strong>は、お菓子メーカーやパティシエなどに、業務用のチョコレートを原料として売っています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">2026年3月期の連結売上高は7,723億円で、営業利益は298億円でした（前期は99億円）。このうち、業務用チョコレートは売上3,752億円で、売上の半分近くを占めます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">注目したいのは、業務用チョコレート事業の利益です。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>2026年3月期のセグメント利益：23.9億円（利益率0.6%）</li>



<li>前期（2025年3月期）：−158億円の赤字（利益率−4.7%）</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">※セグメント利益とは、会社が事業ごとに公表している、その事業の利益のことです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">売上が3,752億円もあるのに、利益は23.9億円です。大量に扱う分、カカオ相場の影響が大きく出やすいタイプだと分かります。前期は、カカオ高騰の影響で大きな赤字になりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">会社の説明では、カカオ高騰で世界的にチョコレート菓子の消費が冷え込む局面が続いた、とされています。そのうえで、販売価格の改定でカカオに由来する特殊要因は解消に向かうと見ており、2027年3月期の業務用チョコレート事業の事業利益は、155億円（前年比131億円増）を計画しています。ただし、カカオ価格が下がれば、今度は販売価格を調整するリスクもある、と会社自身が説明しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">このように、BtoB原料型は、利益の振れ幅が大きいタイプです。</p>



<h4 class="wp-block-heading">上場している会社は、株を買えば「株主」になれます</h4>



<p class="wp-block-paragraph">ここまでに出てきた明治HD、森永製菓、モロゾフ、不二製油は、いずれも上場企業です。株を買えば、その会社の株主になれます。そして4社とも、株主に自社の製品などを贈る<strong>株主優待</strong>があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">※株主優待とは、株を持っている人に、会社が自社の商品やクーポンなどを贈る制度です。</p>



<figure class="wp-block-table"><table class="has-fixed-layout"><thead><tr><th>会社</th><th>優待の内容（100株の場合）</th><th>株主名簿の基準日</th><th>贈られる時期</th></tr></thead><tbody><tr><td>明治HD</td><td>自社グループ製品の詰合せ（1,500円相当）。100株以上を3年以上持つと、「長期保有感謝BOX」も贈られる</td><td>3月末（長期保有の判定は3月末・9月末）</td><td>10月末ごろ</td></tr><tr><td>森永製菓</td><td>自社製品の詰合せ。6か月以上の保有で1,500円相当、3年以上で2,500円相当</td><td>9月末（3月末と9月末の両方で記録）</td><td>翌年2月下旬〜3月中旬</td></tr><tr><td>モロゾフ</td><td>自社製品。6か月以上の保有で1,000円相当、3年以上で2,000円相当。株数が増えると、店舗で使える割引券も選べる</td><td>7月末（保有期間の判定に1月末も使用）</td><td>11月下旬ごろ</td></tr><tr><td>不二製油</td><td>自社グループ製品。半年以上の保有で1,000円相当</td><td>3月末・9月末</td><td>11月下旬ごろ</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">※優待は変更や廃止になることがあります。購入前に、必ず各社の公式サイトで最新の内容をご確認ください。<br>※明治HDと森永製菓は、希望すれば優待品の代わりに寄付を選べます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">優待を目当てに株を買うなら、押さえておきたい点が3つあります。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li><strong>100株単位で買います。</strong> 株価によりますが、十数万円から数十万円の資金が必要です。</li>



<li><strong>優待の金額は、小さめです。</strong> 優待だけで元が取れる、という考え方は避けたほうがよいと思います。株価が下がれば、優待の価値より損のほうが大きくなることもあります。</li>



<li><strong>持つ期間で、優待が変わる会社が多い。</strong> 森永製菓、モロゾフ、不二製油は、保有期間に条件があります。買ってすぐには、もらえない場合があります。</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">わたしは「配当金でチョコを買う」ブログを書いていますが、「株主優待でチョコが届く」というのも、チョコ好きにはうれしい楽しみ方だと思います。ただ、この記事は、どの銘柄がよいかを評価するものではありません。最終判断は、ご自身でお願いします。</p>



<p class="wp-block-paragraph">株主になるための口座の開設は無料で、手続きはスマホだけで完結します。</p>



<a rel="nofollow noopener" href="https://h.accesstrade.net/sp/cc?rk=010072wz00orw5" referrerpolicy="no-referrer-when-downgrade" target="_blank"><img decoding="async" src="https://h.accesstrade.net/sp/rr?rk=010072wz00orw5" alt="株・投資信託ならネット証券のマネックス" border="0" width="468" height="60"></a>



<p class="wp-block-paragraph">証券会社の選び方は、こちらの記事に書いています。<br>【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/brokerage-account-guide/" data-type="post" data-id="22">SBI証券・楽天証券・マネックス証券を比較した結果、高配当株投資ならマネックスから開くべき理由</a>】</p>



<!-- TG-Affiliate Banner Space -->
<a rel="nofollow noopener" href="https://ad2.trafficgate.net/t/r/894/738/317689_397005" target="_blank">
  <img decoding="async" src="https://srv2.trafficgate.net/t/b/894/738/317689_397005" />
</a>
<!-- /TG-Affiliate Banner Space -->



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">④Bean to Bar・小規模型：Minimal・ダンデライオン</h3>



<p class="wp-block-paragraph">最後は、カカオ豆の選定から、チョコを作って売るところまでを、小さな工房で行うタイプです。作る場所と売る場所が同じなので、お客さんが作り手と話せるのが魅力です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">非上場の会社が多く、決算の数字は公表されていません。そのため、この記事では数字で比べられません。代わりに、わたしが実際に訪れたお店の記事をご紹介します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/chocolate-minimal/" data-type="post" data-id="86">Minimalのチョコレートは何が違うのか？富ヶ谷本店で試食して気づいたこと</a>】<br>【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/chocolate-dandelion/" data-type="post" data-id="79">ダンデライオン・チョコレートが教えてくれた、カカオの本質</a>】</p>



<p class="wp-block-paragraph">チョコレートを作る人たちの思いは、こちらにもまとめています。<br>【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/chocolate-makers-story-ver1/" data-type="post" data-id="346">チョコレートを作る人たちの物語：一粒に宿る情熱</a>】</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">カカオ高騰で、4タイプの明暗はどう分かれたか</h3>



<p class="wp-block-paragraph">ここまでの数字を並べます。</p>



<figure class="wp-block-table"><table class="has-fixed-layout"><thead><tr><th>会社（タイプ）</th><th>直近の動き</th></tr></thead><tbody><tr><td>明治HD（量販）</td><td>カカオ事業は売上+12.7%、営業利益−34.2%（2026年4〜6月）。会社全体は営業利益+27.7%</td></tr><tr><td>森永製菓（量販）</td><td>全体で増収増益。営業利益+5.3%（2026年3月期）</td></tr><tr><td>モロゾフ（専門店・ギフト）</td><td>営業利益−38.6%、営業利益率3.5%（2026年1月期）</td></tr><tr><td>不二製油（BtoB原料）</td><td>業務用チョコの利益は前期の赤字から黒字化。利益率0.6%</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">「量販型は強い」「専門店はブランド力がある」と、型だけで勝ち負けは決まっていません。同じ量販型の明治と森永でも、結果が違います。わたしは、分かれ目は次の3つだと考えています。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li><strong>原料を買ったタイミング。</strong> カカオ相場が高い時期に仕入れた原料は、数か月遅れて費用になります。その時期と、販売する時期のずれで、利益が大きく動きます。</li>



<li><strong>値上げの時期と、数量の落ち方。</strong> 値上げが早く、買う人が減らなければ、利益は守れます。</li>



<li><strong>チョコ以外の収益の柱。</strong> 明治は医薬品や乳製品、森永はチョコ以外の事業があり、チョコの落ち込みを吸収しやすくなります。専業に近いほど、カカオ相場の影響はそのまま出ます。</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">2024年春の報道では、カカオ豆の国際価格は1年で約3倍になり、日本のカカオ豆輸入の約8割はガーナ産でした。産地の天候不順が、世界のチョコ企業に同時に響いた形です。その後、不二製油は2026年5月の決算説明で「カカオ価格は下落基調」と話しています。今後は、安く仕入れた原料が増え、これまでとは逆の動きが出る可能性もあります。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">まとめ：次にチョコを買うとき、見てみてほしいこと</h3>



<ul class="wp-block-list">
<li>チョコ企業の儲け方は、量販ブランド型、専門店・ギフト型、BtoB原料型、Bean to Bar・小規模型の4タイプ。</li>



<li>カカオ高騰で、売上が伸びても利益が減る会社があった。型ではなく、原料を買ったタイミングや値上げの時期、チョコ以外の収益の柱で明暗が分かれた。</li>



<li>数字を見ると、普段買っているチョコが少し違って見える。4社には株主優待もあるので、株主として楽しむ方法もある。</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">次に、スーパーやお店でチョコを手に取るとき、「これは誰が、どう儲けているのだろう」と少し考えてみてください。</p>



<a rel="nofollow noopener" href="https://h.accesstrade.net/sp/cc?rk=010072wz00orw5" referrerpolicy="no-referrer-when-downgrade" target="_blank"><img decoding="async" src="https://h.accesstrade.net/sp/rr?rk=010072wz00orw5" alt="株・投資信託ならネット証券のマネックス" border="0" width="468" height="60"></a>



<p class="wp-block-paragraph">投資の最終判断は、ご自身でお願いします。わたしは投資助言者ではなく、この記事は特定の銘柄を勧めるものではありません。</p>



<!-- TG-Affiliate Banner Space -->
<a rel="nofollow noopener" href="https://ad2.trafficgate.net/t/r/894/738/317689_397005" target="_blank">
  <img decoding="async" src="https://srv2.trafficgate.net/t/b/894/738/317689_397005" />
</a>
<!-- /TG-Affiliate Banner Space -->
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://haitou-choco-nikki.com/chocolate-business-model-comparison/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>楽天JEPQとETF版の違い。両方持って、ETF版を手放した理由</title>
		<link>https://haitou-choco-nikki.com/invest-rakuten-jepq-vs-etf/</link>
					<comments>https://haitou-choco-nikki.com/invest-rakuten-jepq-vs-etf/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[haitochoko]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 16 Oct 2026 04:49:38 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[投資]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://haitou-choco-nikki.com/?p=423</guid>

					<description><![CDATA[※この記事にはアフィリエイト広告が含まれています。 「楽天JEPQとETF版JEPQ、どちらを選べばいいのか」と迷っている方へ。この記事では、わたしが両方を持った経験から、楽天JEPQとETF版の違いを整理します。 JE [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">※この記事にはアフィリエイト広告が含まれています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「楽天JEPQとETF版JEPQ、どちらを選べばいいのか」と迷っている方へ。この記事では、わたしが両方を持った経験から、楽天JEPQとETF版の違いを整理します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">JEPQ（ナスダック100の株を持ちながら、オプション取引で毎月の分配金を得る商品）には、ETF版と、楽天証券の投資信託版である「楽天JEPQ」の2種類があります。比較表や試算は他にも多くあります。でも、実際に両方を持って、片方を手放した人の話は少ないと感じました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">わたしは、ETF版（SBI証券）から楽天JEPQに一本化しました。理由は、2026年1月の記事に書いたことだけではありません。市況を追えなくなったことも、大きな理由でした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この記事を読むと、次の3つが分かります。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>楽天JEPQとETF版の違い（まず押さえたい点）</li>



<li>わたしがETF版を手放した理由と、手放したもの</li>



<li>どんな人が楽天JEPQ、どんな人がETF版に向いているか</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">JEPQそのものが「やめとけ」と言われる理由が気になる方は、先にこちらの記事をどうぞ。分配金や税の実績を検証しています。<br>【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/invest-jepq-yametoke-verification/" data-type="post" data-id="421">JEPQはやめとけ？自分の分配金と税の実績で検証してみた</a>】</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">楽天JEPQとETF版JEPQの違い</h3>



<p class="wp-block-paragraph">迷う人が最初に押さえたいのは、次の点です。</p>



<figure class="wp-block-table"><table class="has-fixed-layout"><thead><tr><th>項目</th><th>ETF版JEPQ</th><th>楽天JEPQ（投資信託）</th></tr></thead><tbody><tr><td>買うときの通貨</td><td>米ドル（両替が必要）</td><td>日本円</td></tr><tr><td>買える金額</td><td>1口から（ドル建て）</td><td>100円から</td></tr><tr><td>売買のタイミング</td><td>米国市場が開いている間は随時</td><td>基準価額は1日1回</td></tr><tr><td>分配金の受取</td><td>ドルで入る</td><td>円で入る</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">どちらも、為替ヘッジ（為替の変動による損を減らす仕組み）は原則つけていません。円高になれば、どちらも円で見た価値が下がります。為替リスクそのものは、楽天JEPQでもなくなりません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">楽天JEPQは、100円から円で買えます。分配金も円で受け取れます。ドルに両替する手間がなく、少額から始められるのが、ETF版との大きな違いです。ただし、購入は特定・一般口座で、NISAは使えません。基準価額が変動し、元本割れの可能性があることはETF版と同じです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「まず少額で、円のまま試してみたい」という方には、楽天JEPQが入口になります。楽天証券の口座は、手続きは無料で、スマホだけで完結します。</p>



<!-- TG-Affiliate Banner Space -->
<a rel="nofollow noopener" href="https://ad2.trafficgate.net/t/r/894/738/317689_397005" target="_blank">
  <img decoding="async" src="https://srv2.trafficgate.net/t/b/894/738/317689_397005" />
</a>
<!-- /TG-Affiliate Banner Space -->



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">ETF版のほうが利益を狙いやすい、と思っていた</h3>



<p class="wp-block-paragraph">ここからは、わたしの経験です。投資助言ではなく、一人の保有者の記録としてお読みください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">わたしはETF版JEPQについて、こう考えていました。<strong>市況を読んで売買したほうが、値上がり益も、分配金の取得利回りも含めて、利益につながりやすい</strong>、と。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ETF版は、米国市場が開いている間なら、いつでも売買できます。相場を見て、買い増すタイミングや売るタイミングを自分で選べます。わたしは、その自由度をETF版の強みだと考えていました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">これは、わたしがそう考えて運用していた、という話です。誰にとっても利益が出やすい、という意味ではありません。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">夜の市況を追えなくなった</h3>



<p class="wp-block-paragraph">ところが、この強みは「市況を追えること」が前提でした。</p>



<p class="wp-block-paragraph">米国市場が開いているのは、日本時間の夜から未明にかけてです。日中は仕事で、夜は生活のリズムがあります。市況を見ながら売買する時間が、だんだん取れなくなりました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">市況を追えなければ、ETF版の「売買を選べる」という強みは、実質的に使えません。強みが使えないまま、手間とコストだけを払っているような状態でした。ここが、一本化を考えた最初のきっかけです。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">売却時点で含み益が出ていた</h3>



<p class="wp-block-paragraph">もうひとつは、タイミングです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ETF版には、十分な値上がり益（含み益）が出ていました。乗り換えるなら、含み益が出ているこのタイミングで区切りをつけるのがいいと考えました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">なお、ETF版を売却して利益が確定すれば、その利益には課税されます。売却益の金額は、この記事では書きません。ただ、「含み益が出ているうちに」という判断が、乗り換えの背中を押したことは確かです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">乗り換えの経緯と、一部を先に移管した月の様子は、こちらの記事に書いています。<br><a href="https://haitou-choco-nikki.com/haitou-report-202601/" data-type="post" data-id="301">【配当金5,432円。JEPQが2つに分かれた月と、移管を決めた理由】</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">最初は一部の移管にとどめ、その後に順次売却して、最終的に全部を楽天JEPQに一本化しました。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">二重課税と両替の手間が重なった</h3>



<p class="wp-block-paragraph">もうひとつの理由は、手間です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ETF版の分配金には、米国で約10%の課税があります。そのうえで、日本の特定口座でも約20%が別に課税されます。これが二重課税の状態です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">外国税額控除という制度を使えば、二重課税を一部取り戻せます。でも、わたしは受取額が少額で、確定申告の手間に見合わないと判断して、見送ってきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">さらに、ETF版は米ドルで買うので、円とドルの両替も必要です。分配金はドルで入るので、使うときに円へ戻す手間もあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">楽天JEPQは、円で買えて、円で受け取れます。両替の手間がなくなり、ETF版のような二重課税の処理も不要になりました。この「手間が消えた」ことは、実際に切り替えて、はっきり感じた変化です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">なお、楽天JEPQの分配金にも税金はかかります。普通分配金には、わたしの実績では19.1〜19.5%の源泉税が引かれました。税が軽くなったわけではなく、<strong>手間が減った</strong>という意味です。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">払うことにした信託報酬</h3>



<p class="wp-block-paragraph">手間が減る代わりに、コストは増えます。</p>



<figure class="wp-block-table"><table class="has-fixed-layout"><thead><tr><th>項目</th><th>ETF版JEPQ</th><th>楽天JEPQ</th></tr></thead><tbody><tr><td>運用にかかる費用（年率）</td><td>0.35%程度</td><td>実質0.658%程度</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">楽天JEPQの信託報酬は年0.308%です。投資先であるJEPQの報酬を含めた実質の負担は、年0.658%程度とされています。購入時の手数料はありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ETF版との差は、年率でおよそ0.3ポイントです。たとえば100万円を持つと、年間で3,000円ほどの差になる計算です。あくまで目安です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">わたしは、この差を払うことにしました。理由は、二重課税と両替の手間をなくせることと、夜の市況を追わなくてよくなったことです。<strong>信託報酬は「手間を減らすための対価」として許容した</strong>、というのがわたしの整理です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この判断は、人によって変わります。持つ金額が大きいほど、年0.3ポイントの差は大きくなります。自分の金額で、一度計算してみてください。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">手放したものと、得たもの</h3>



<p class="wp-block-paragraph">一本化して、手放したものもあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>手放したもの</strong></p>



<ul class="wp-block-list">
<li>売買のタイミングを自分で選ぶ自由。楽天JEPQは基準価額が1日1回なので、市況を見て、有利な時間に売買することはできません。</li>



<li>年0.3ポイント程度のコストの低さ。</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>得たもの</strong></p>



<ul class="wp-block-list">
<li>夜の市況を追わなくていい気楽さ。</li>



<li>二重課税の処理や、円とドルの両替の手間がなくなったこと。</li>



<li>100円から、円で買える手軽さ。</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">「市況を読んで売買したほうが利益につながりやすい」という考えは、今も変わっていません。でも、それを実行する時間と手間が、わたしにはなくなりました。続けられない強みより、続けやすい仕組みを選んだ、ということです。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">こんな人は楽天JEPQ、こんな人はETF版</h3>



<p class="wp-block-paragraph">実際に両方を持った立場から、向き不向きを整理します。最終判断は、ご自身でお願いします。わたしは投資助言者ではありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>楽天JEPQが向いている人</strong></p>



<ul class="wp-block-list">
<li>市況を毎日追う時間がない人</li>



<li>二重課税や両替の手間を減らしたい人</li>



<li>100円から、円で少額で始めたい人</li>



<li>コストが少し増えても、手間を減らしたい人</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>ETF版が向いている人</strong></p>



<ul class="wp-block-list">
<li>米国市場の時間に、相場を見て売買できる人</li>



<li>コストを少しでも低くしたい人</li>



<li>外国税額控除などの手続きを、自分でこなせる人</li>



<li>大きな金額を持っていて、年0.3ポイントの差が気になる人</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">どちらが正解、ということはありません。自分の生活リズムと、かけられる手間で選ぶのが、いちばん続けやすいと思います。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">まとめ：選ぶ基準は「続けられるか」</h3>



<ul class="wp-block-list">
<li>楽天JEPQとETF版の違いは、通貨、買える金額、売買のタイミング。</li>



<li>わたしが一本化したのは、市況を追えなくなったことと、二重課税・両替の手間が理由。</li>



<li>信託報酬の差は「手間を減らす対価」として許容した。手放したのは、売買タイミングを選ぶ自由。</li>



<li>為替ヘッジなしの円高リスクは、楽天JEPQでも残る。</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">迷うなら、まず100円からでも、円で動きを確かめてみるのも一つの方法です。楽天証券の口座は、手続きは無料で、スマホだけで完結します。</p>



<!-- TG-Affiliate Banner Space -->
<a rel="nofollow noopener" href="https://ad2.trafficgate.net/t/r/894/738/317689_397005" target="_blank">
  <img decoding="async" src="https://srv2.trafficgate.net/t/b/894/738/317689_397005" />
</a>
<!-- /TG-Affiliate Banner Space -->



<p class="wp-block-paragraph">楽天ポイントで投資信託を買う方法は、こちらの記事にまとめています。<br>【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/invest-rakuten-point-investment-guide/" data-type="post" data-id="250">楽天ポイントで投資信託を買う方法</a>】</p>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://haitou-choco-nikki.com/invest-rakuten-jepq-vs-etf/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>JEPQはやめとけ？自分の分配金と税の実績で検証してみた</title>
		<link>https://haitou-choco-nikki.com/invest-jepq-yametoke-verification/</link>
					<comments>https://haitou-choco-nikki.com/invest-jepq-yametoke-verification/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[haitochoko]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 10 Oct 2026 07:32:18 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[投資]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://haitou-choco-nikki.com/?p=421</guid>

					<description><![CDATA[※この記事にはアフィリエイト広告が含まれています。 「JEPQ やめとけ」と検索して不安になっている方へ、結論から書きます。 「やめとけ」と言われる5つの点は、どれも事実で、わたしの口座でも確認できました。それでも持ち続 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">※この記事にはアフィリエイト広告が含まれています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「JEPQ やめとけ」と検索して不安になっている方へ、結論から書きます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「やめとけ」と言われる5つの点は、どれも事実で、わたしの口座でも確認できました。それでも持ち続けているのは、5つを「欠陥」ではなく、毎月分配と引き換えの「仕様」だと理解したうえで、自分の目的に合うと判断しているからです。逆に、5つのどれかが許容できない人には、JEPQは「やめとけ」が正解になります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">わたしはJEPQ（ナスダック100の株を持ちながら、オプション取引で毎月の分配金を得る商品）を、ETF版（SBI証券）と投資信託版の「楽天JEPQ」で保有してきました。ETF版は2025年4月から14回分の分配金を受け取り、現在は全売却して楽天JEPQに一本化しています。楽天JEPQは2025年12月に買い始めました。保有期間はまだ短いので、あくまで「このケースの記録」としてお読みください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">JEPQにたどり着いた経緯は、こちらの記事に書いています。<br><a href="https://haitou-choco-nikki.com/jepq/" data-type="post" data-id="91">【日本の高配当株だけでは物足りなくなって、JEPQにたどり着いた話】</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">時間のない方は、次の「5つの理由の結果」から「向いている人・向いていない人」までで、判断に必要な情報は揃います。根拠の数字は、その後に載せています。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">5つの理由を、自分の口座で確認した結果</h3>



<figure class="wp-block-table"><table class="has-fixed-layout"><thead><tr><th>「やめとけ」の理由</th><th>わたしの口座での結果</th><th>これが許容できない人は</th></tr></thead><tbody><tr><td>①上昇局面で利益が頭打ち</td><td>2026年4〜5月、QQQ（ナスダック100に連動するETF）は+15.7%・+10.6%、楽天JEPQの期中騰落率は+3.84%・+3.72%</td><td>上昇益を最大限取りたい人</td></tr><tr><td>②分配金が毎月動く</td><td>ETF版は5月以降1,867〜2,654円、投信版は1万口あたり75〜125円</td><td>分配金を固定収入として当てにしたい人</td></tr><tr><td>③元本が削られる</td><td>2026年2月・3月は全額が特別分配金（元本の一部の払い戻し。合計8,506円）</td><td>元本割れや特別分配が不安な人</td></tr><tr><td>④税が重い</td><td>ETF版は米国10%＋日本約20%、投信版は源泉約19.4%、NISA対象外</td><td>NISAの非課税枠で運用したい人</td></tr><tr><td>⑤コストが高い</td><td>実質負担は年0.658%程度</td><td>コストを最小にしたい人</td></tr></tbody></table></figure>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">それでもわたしが持っている理由</h3>



<p class="wp-block-paragraph">5つを確認したうえで持ち続けているのは、<strong>毎月配当金を受け取りたかったから</strong>です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">わたしの保有銘柄は日本の高配当株が中心で、配当が3・6・9・12月に集中します。実際、2025年5月・8月・10月は日本株の配当がなく、受取はJEPQだけの月でした。毎月配当金が届くようにするために、日本株の配当が出ない月を埋める手段として、毎月分配のJEPQを選びました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もうひとつは、二重課税の手間と為替の管理を避けるために、ETF版を売却して円で買える楽天JEPQに一本化したことです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">つまり、上昇益や固定収入を期待して持っているのではありません。「毎月配当金をもらう」という目的に対して、5つの仕様は許容範囲だと判断しています。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">向いている人・向いていない人</h3>



<p class="wp-block-paragraph">JEPQは、人によって評価がはっきり分かれる商品です。実績から見た向き不向きを整理します。最終判断はご自身でお願いします。わたしは投資助言者ではありません。</p>



<h4 class="wp-block-heading">向いている人</h4>



<ul class="wp-block-list">
<li>毎月配当金を受け取りたい人（金額が毎月動くことは理解したうえで）</li>



<li>日本株の配当が出ない月を埋めたい人</li>



<li>上昇局面で値上がり益を取り逃すことを許容できる人</li>



<li>基準価額の上下を受け入れられる人</li>



<li><strong>まず少額で試したい人</strong></li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">最後の「まず少額で試したい人」には、投資信託版の「<strong>楽天JEPQ</strong>」が候補になります。楽天証券の公式ページには、100円から少額で投資でき、日本円で買えて、分配金も円で受け取れると案内されています。ただし購入は特定・一般口座で、NISAは使えません。基準価額が変動し、元本割れの可能性があることはETF版と同じです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">少額から始めて、基準価額と分配金の動きを自分の目で確かめる、という入り方もあります。<strong>楽天証券</strong>の口座は、手続きは無料で、スマホだけで完結します。</p>



<!-- TG-Affiliate Banner Space -->
<a rel="nofollow noopener" href="https://ad2.trafficgate.net/t/r/894/738/317689_397005" target="_blank">
  <img decoding="async" src="https://srv2.trafficgate.net/t/b/894/738/317689_397005" />
</a>
<!-- /TG-Affiliate Banner Space -->



<p class="wp-block-paragraph">向いていない人</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>上昇益を最大限取りたい人</li>



<li>分配金を生活費の固定収入として当てにしたい人</li>



<li>元本割れや特別分配金が出ると不安になる人</li>



<li>NISAの非課税枠で運用したい人（楽天JEPQはNISA対象外）</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">値上がり益を重視するなら、指数連動型の投資信託やETF、個別株など、別の選択肢のほうが合う場合があります。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">根拠①：2月・3月の分配金は全額が「特別分配金」だった</h3>



<p class="wp-block-paragraph">投資信託の分配金には、運用で得た収益から出る「普通分配金」と、元本の一部を払い戻す「特別分配金（元本払戻金）」があります。購入時の価額（個別元本）を分配後の基準価額が下回ると、その分は特別分配金になります。特別分配金は非課税ですが、受け取った分だけ個別元本が下がり、将来の売却益がその分増えます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">わたしの口座では、1月下旬に買い増した後に基準価額が下がり、2月と3月の分配金が全額、特別分配金になりました。個別元本は、1月の11,286.68円（1万口あたり）から、2月の11,211.68円、3月の11,126.68円へ下がっています。3月末に10,528円で買い増して個別元本は11,035.92円になり、4月15日の分配後基準価額11,371円がそれを上回ったので、4月以降は普通分配金に戻りました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">特別分配金は合計8,506円で、税引前の分配金累計52,457円の約16%でした。分配金の額だけを見て「これだけ儲かった」と受け取らないことが大切です。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">根拠②：分配金は毎月動く</h3>



<p class="wp-block-paragraph">ETF版の受取額は、5月以降で最少が2025年8月の1,867円、最多が2026年5月の2,654円でした。楽天JEPQの1万口あたり分配金は、設定後の12回で75円から125円の間を動き、前月より減った月が3回ありました（2026年2月、6月、9月）。月別の全実績は、末尾の付録に載せています。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">根拠③：上昇局面の頭打ちと、自分のトータルリターン</h3>



<p class="wp-block-paragraph">上昇益が制限される構造は、公式資料にも書かれています。実際の影響は、上昇が大きかった2026年4〜5月に表れました。QQQの月間騰落率は、4月が+15.7%、5月が+10.6%でした（ドル建て・価格のみ）。同じ時期の楽天JEPQの期中騰落率は、3/17〜4/15が+3.84%、4/16〜5/15が+3.72%でした。ファンドの計算期間とQQQの暦月は約2週間ずれ、通貨や分配金の扱いも違うため、厳密な比較ではなく「上昇局面での差の大きさの目安」です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">2026年10月10日時点の、楽天JEPQのトータルリターンは次の通りです。</p>



<figure class="wp-block-table"><table class="has-fixed-layout"><thead><tr><th>項目</th><th>金額</th></tr></thead><tbody><tr><td>投資元本（5回の買付）</td><td>700,000円</td></tr><tr><td>評価額</td><td>747,641円</td></tr><tr><td>評価損益（購入金額との差）</td><td>+47,641円（+6.8%）</td></tr><tr><td>分配金の手取り累計</td><td>43,949円（うち特別分配8,506円）</td></tr><tr><td>トータルリターン</td><td>91,590円（+13.1%）</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">資金加重の平均保有期間は約8.6か月です。楽天JEPQは設定来（2025年8月14日〜）で+29.4%と、全体としては大きく伸びています（2026年8月末時点、分配金再投資ベース）。一方、わたしは本格的な下落局面をまだ経験していないので、下落時の耐性は検証できていません。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">根拠④：税とコスト</h3>



<ul class="wp-block-list">
<li><strong>ETF版：</strong> 米国で10%課税された後に、日本で約20%課税されます。外国税額控除で取り戻せますが、わたしは少額で手間に見合わないと考え、見送っていました。</li>



<li><strong>投信版：</strong> 普通分配金への源泉税は19.1〜19.5%で、通算では約19.4%でした。特別分配金には課税されません。NISA対象外で、配当控除もありません。</li>



<li><strong>コスト：</strong> 楽天JEPQの信託報酬は年0.308%で、投資対象ETFの報酬を含む実質負担は年0.658%程度です。購入時手数料はありません。</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">税制は変更される可能性があります。実際の課税額は、ご自身の取引報告書や公式資料で確認してください。ETF版から投信版に移した経緯は、こちらの記事にまとめています。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><a href="https://haitou-choco-nikki.com/haitou-report-202601/" data-type="post" data-id="301">【配当金5,432円。JEPQが2つに分かれた月と、移管を決めた理由】</a></p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">まとめ：「やめとけ」は事実、でも自分の目的に合うかで決まる</h3>



<ul class="wp-block-list">
<li>「やめとけ」の5つの点は、わたしの口座でもすべて確認できた</li>



<li>特に、2〜3月に特別分配金（元本払戻金）が出たこと、上昇局面で差がついたことは、実績から見て重要な点</li>



<li>わたしは「毎月配当金を受け取る」という目的に合うので持っている。5つのどれかが許容できない人は、やめておくのが正解</li>



<li>迷うなら、まず少額で、自分の目で動きを確かめるのも一つの方法</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">楽天証券の口座は、手続きは無料で、スマホだけで完結します。</p>



<!-- TG-Affiliate Banner Space -->
<a rel="nofollow noopener" href="https://ad2.trafficgate.net/t/r/894/738/317689_397005" target="_blank">
  <img decoding="async" src="https://srv2.trafficgate.net/t/b/894/738/317689_397005" />
</a>
<!-- /TG-Affiliate Banner Space -->



<p class="wp-block-paragraph">保有銘柄の全体像についてはこちらの記事でまとめています。<br>【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/invest-dividend-portfolio-overview/" data-type="post" data-id="254">高配当株ポートフォリオの全体像：29銘柄・8業種で分散する理由</a>】</p>



<p class="wp-block-paragraph">楽天JEPQとETF版JEPQの比較はこちらの記事でまとめています。<br>【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/invest-rakuten-jepq-vs-etf/" data-type="post" data-id="423">楽天JEPQとETF版の違い。両方持って、ETF版を手放した理由</a>】</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">付録：月別の分配金実績</h3>



<h4 class="wp-block-heading">ETF版（SBI証券）：2025年4月〜2026年5月（税引後）</h4>



<figure class="wp-block-table"><table class="has-fixed-layout"><thead><tr><th>受取月</th><th>受取額</th><th>受取月</th><th>受取額</th></tr></thead><tbody><tr><td>2025年4月</td><td>573円（10口）</td><td>2026年1月</td><td>2,587円</td></tr><tr><td>2025年5月</td><td>2,482円</td><td>2026年2月</td><td>2,081円</td></tr><tr><td>2025年6月</td><td>2,548円</td><td>2026年3月</td><td>2,291円</td></tr><tr><td>2025年7月</td><td>2,033円</td><td>2026年4月</td><td>2,547円</td></tr><tr><td>2025年8月</td><td>1,867円</td><td>2026年5月</td><td>2,654円</td></tr><tr><td>2025年9月</td><td>1,872円</td><td></td><td></td></tr><tr><td>2025年10月</td><td>1,886円</td><td>合計</td><td>約29,967円</td></tr><tr><td>2025年11月</td><td>2,086円</td><td></td><td></td></tr><tr><td>2025年12月</td><td>2,462円</td><td></td><td></td></tr></tbody></table></figure>



<h4 class="wp-block-heading">楽天JEPQ：2026年1月〜9月</h4>



<figure class="wp-block-table"><table class="has-fixed-layout"><thead><tr><th>受渡月</th><th>1万口あたり</th><th>税引前</th><th>源泉税</th><th>手取り</th><th>区分</th></tr></thead><tbody><tr><td>1月</td><td>100円</td><td>3,536円</td><td>691円</td><td>2,845円</td><td>普通</td></tr><tr><td>2月</td><td>75円</td><td>3,987円</td><td>0円</td><td>3,987円</td><td>特別</td></tr><tr><td>3月</td><td>85円</td><td>4,519円</td><td>0円</td><td>4,519円</td><td>特別</td></tr><tr><td>4月</td><td>100円</td><td>6,266円</td><td>1,204円</td><td>5,062円</td><td>普通</td></tr><tr><td>5月</td><td>100円</td><td>6,266円</td><td>1,218円</td><td>5,048円</td><td>普通</td></tr><tr><td>6月</td><td>95円</td><td>5,953円</td><td>1,155円</td><td>4,798円</td><td>普通</td></tr><tr><td>7月</td><td>110円</td><td>6,892円</td><td>1,346円</td><td>5,546円</td><td>普通</td></tr><tr><td>8月</td><td>125円</td><td>7,832円</td><td>1,515円</td><td>6,317円</td><td>普通</td></tr><tr><td>9月</td><td>115円</td><td>7,206円</td><td>1,379円</td><td>5,827円</td><td>普通</td></tr><tr><td>合計</td><td></td><td>52,457円</td><td>8,508円</td><td>43,949円</td><td></td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">口数は、1月が353,553口、2〜3月が531,600口、4月以降が626,585口です。</p>



<h4 class="wp-block-heading">参考にした公式資料</h4>



<ul class="wp-block-list">
<li>楽天証券「楽天・JEPQ」ファンドページ</li>



<li>楽天投信投資顧問「月次レポート（2026年8月末）」</li>



<li>楽天投信投資顧問「臨時報告書」（EDINET、2026年6月提出）</li>



<li>QQQの月間騰落率：yennj12.js.org</li>
</ul>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://haitou-choco-nikki.com/invest-jepq-yametoke-verification/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【決算解説】積水ハウスの配当を決算数字から読み解く</title>
		<link>https://haitou-choco-nikki.com/invest-sekisuihouse-dividend-reading/</link>
					<comments>https://haitou-choco-nikki.com/invest-sekisuihouse-dividend-reading/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[haitochoko]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 12 Sep 2026 14:39:54 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[決算解説]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://haitou-choco-nikki.com/?p=416</guid>

					<description><![CDATA[※この記事にはアフィリエイト広告が含まれています。 【最新決算トピックス】増益の中身は開発型頼み、配当下限は145円に据え置き ※最終更新日：2026/09/12 2026年9月10日発表の2027年1月期第2四半期（中 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">※この記事にはアフィリエイト広告が含まれています。</p>



<h3 class="wp-block-heading">【最新決算トピックス】増益の中身は開発型頼み、配当下限は145円に据え置き</h3>



<p class="wp-block-paragraph">※最終更新日：2026/09/12</p>



<p class="wp-block-paragraph">2026年9月10日発表の2027年1月期第2四半期（中間期）決算では、営業利益が前年同期比+16.0%と増益でした。ただしその中身を見ると、増益額+249億円のうち開発型（物件売却）だけで+319億円を占めており、これを除くと全社では減益という構造が見えてきます。配当は年間145円（前期比+1円）で修正なく、<strong>15期連続増配</strong>が見込まれています。詳しくは本文でお伝えします。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<p class="wp-block-paragraph">保有銘柄の中でも、住宅・不動産という馴染みのある業界に属する積水ハウス。配当金という切り口で、この会社の決算数字を読み解いていきます。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">積水ハウスとは：住宅を「作る」だけでなく「管理する」「開発する」会社</h3>



<p class="wp-block-paragraph">積水ハウスと聞くと、注文住宅を建てるハウスメーカーというイメージを持つ方が多いと思います。しかし実際の事業は、それだけにとどまりません。決算資料では、事業を4つの型に分けて説明しています。</p>



<h4 class="wp-block-heading">請負型：注文住宅を建てて売る、基本のビジネス</h4>



<p class="wp-block-paragraph">戸建住宅・賃貸住宅・建築土木など、依頼を受けて建物を建てるという、最も基本的な事業です。ただし近年は資材価格の上昇が利益を圧迫しやすい構造になっています。</p>



<h4 class="wp-block-heading">ストック型：賃貸管理・リフォームという、安定した継続収益</h4>



<p class="wp-block-paragraph">一度建てた住宅の賃貸住宅管理やリフォームを請け負う事業です。管理室数72.1万室・入居率98.4%という規模で、景気変動の影響を受けにくい、安定した収益基盤になっています。</p>



<h4 class="wp-block-heading">開発型：都市再開発・マンション分譲という、大きな利益を生む事業</h4>



<p class="wp-block-paragraph">自ら土地を取得し、マンションや再開発物件を開発して販売する事業です。1件あたりの利益インパクトが大きい一方、売却のタイミングによって四半期ごとの業績が大きくブレやすいという特徴があります。</p>



<h4 class="wp-block-heading">国際事業：米国・豪州での住宅開発</h4>



<p class="wp-block-paragraph">米国・豪州を中心とした海外の住宅開発事業です。為替の影響を直接受けるほか、現地の住宅市況にも左右されます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">このように、積水ハウスは「注文住宅を建てる会社」という枠を超え、賃貸管理という安定収益と、大規模開発という成長事業を組み合わせた事業構造を持っています。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">15期連続増配、15年で配当7.2倍</h3>



<p class="wp-block-paragraph">積水ハウスは2013年1月期以降、<strong>15期連続の増配</strong>を続けています。2012年1月期の年間配当20円から、2027年1月期予想の<strong>145円</strong>まで、15年間で配当額は<strong>7.2倍</strong>に拡大しました。</p>



<h4 class="wp-block-heading">配当性向40%以上という方針</h4>



<p class="wp-block-paragraph">配当性向（利益に対する配当の割合）は、中期的な平均で40%以上とすることを方針として掲げています。今回の通期予想では配当性向42.0%と、この方針に沿った水準です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">配当性向の見方についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/invest-dividend-payout-ratio/" data-type="post" data-id="186">配当性向とは何か：高いと何が問題なのか</a>】</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">配当の「下限」を引き上げるという、珍しいコミットメント</h3>



<h4 class="wp-block-heading">第6次中計：下限110円→第7次中計：下限145円へ</h4>



<p class="wp-block-paragraph">積水ハウスの株主還元方針には、他社にはあまり見られない特徴があります。中期経営計画ごとに、<strong>1株当たり年間配当金の「下限値」を明文化し、段階的に引き上げている</strong>のです。第6次中期経営計画（2023〜2025年度）では下限110円としていましたが、第7次中期経営計画（2026〜2028年度）では、この下限を<strong>145円</strong>へと大きく引き上げました。</p>



<h4 class="wp-block-heading">累進配当とは少し違う、「下限の引き上げ」という方式</h4>



<p class="wp-block-paragraph">これまで解説してきたNTT・INPEXの「累進配当（前期の実績を維持または増配する方針）」と似ていますが、積水ハウスの場合は「<strong>中計ごとに下限額そのものを見直し、引き上げていく</strong>」という点がやや異なります。中計期間中は、この下限を下回らないという安心感がある一方、増配ペースそのものは中計の見直しタイミングに左右される面もあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">増配株というカテゴリーについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/invest-high-dividend-vs-dividend-growth/" data-type="post" data-id="178">高配当株と増配株の違いとは？</a>】</p>



<a rel="nofollow noopener" href="https://h.accesstrade.net/sp/cc?rk=010072wz00orw5" referrerpolicy="no-referrer-when-downgrade" target="_blank"><img decoding="async" src="https://h.accesstrade.net/sp/rr?rk=010072wz00orw5" alt="株・投資信託ならネット証券のマネックス" border="0" width="468" height="60"></a>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">EPSが伸び悩んでいる理由：営業外の負担という構造的な要因</h3>



<h4 class="wp-block-heading">本業（営業利益）は増益計画、問題は営業外</h4>



<p class="wp-block-paragraph">通期の<strong>EPS（1株あたり利益）</strong>は358.07円から345.55円へと、<strong>減益</strong>の計画になっています。ただしこれは、本業の稼ぐ力そのものが弱っているわけではありません。営業利益自体は増益の計画であり、EPSを押し下げているのは<strong>営業外の要因</strong>、具体的には支払利息の増加と、前期にあった為替差益・持分法投資利益といった押し上げ要因の一部剥落です。この点で、今回の減益計画は「質の悪い減益」とは言えません。</p>



<h4 class="wp-block-heading">支払利息の増加は、一過性ではなく構造的な要因</h4>



<p class="wp-block-paragraph">注意したいのは、支払利息の増加は一時的なものではなく、<strong>国内の金利上昇が続く限り、構造的にEPSを押し下げ続ける要因</strong>だという点です。中間期末時点で、有利子負債は1兆8,823億円にのぼります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">実際に、日銀は2026年6月の金融政策決定会合で政策金利を0.75%程度から1.00%程度へ引き上げており、7月会合では据え置いたものの、2026年9月の会合ではさらに1.25%程度への追加利上げが有力視されています。金利上昇はすでに始まっている局面であり、積水ハウスのように有利子負債の規模が大きい企業にとっては、<strong>支払利息の増加圧力が今後も続く可能性が高い</strong>と考えられます。</p>



<h4 class="wp-block-heading">下期の物件売却が、将来の利息負担にも影響する</h4>



<p class="wp-block-paragraph">一方で、下期に予定されている物件売却が計画通りに進めば、その資金回収によってNet Debt（純有利子負債）は13,465億円から11,660億円まで減少する計画です。これが実現すれば、支払利息の増加傾向にも一区切りがつくと考えられます。つまり下期の売却進捗は、目先の業績だけでなく、<strong>将来のEPS・増配余力にも影響する</strong>という見方ができます。</p>



<h4 class="wp-block-heading">配当性向42.0%、増配ペース回復の鍵は米国戸建の黒字化</h4>



<p class="wp-block-paragraph">配当性向は42.0%です。下限値145円というコミットがあるため、大きな減配リスクは低いと考えられますが、EPSが345円前後で伸び悩む状態が続くと、<strong>配当性向をさらに引き上げる以外に増配の手段がなくなる</strong>という状況にもなりえます。中期経営計画では、米国戸建住宅事業を2028年度に売上高927百万ドル規模まで黒字化させる計画を掲げており、この事業の立て直しが、増配ペースが回復するかどうかの鍵になりそうです。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">増益の中身に注意：開発型（物件売却）に依存した増益という構造</h3>



<h4 class="wp-block-heading">営業利益+249億円のうち、開発型だけで+319億円</h4>



<p class="wp-block-paragraph">今回の中間期決算では、営業利益が前年同期比+249億円の増益でした。しかしセグメント別に分解すると、そのうち<strong>開発型（都市再開発・マンション分譲）だけで+319億円</strong>を占めています。都市再開発事業は、積水ハウス・リート投資法人への物件売却などにより、営業利益率が+13.5ポイントも改善しました。</p>



<h4 class="wp-block-heading">開発型を除くと、実は全社で減益</h4>



<p class="wp-block-paragraph">裏を返せば、開発型を除いた残りの事業（請負型・ストック型・国際事業）を合計すると、<strong>むしろ減益</strong>という計算になります。特に国際事業は、米国戸建住宅事業の不調により大きく落ち込んでいます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">このように、決算全体としては増益でも、その中身の多くが「物件売却」という、タイミングに左右されやすい要因で支えられているケースがあります。一過性の要因を見抜く視点については、こちらの記事でも詳しく解説しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/invest-corporate-jargon-translation-guide/" data-type="post" data-id="406">「巡航利益」「基礎収益」「実態純利益」…各社独自の決算用語を翻訳する</a>】</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">最新決算の進捗率を確認する</h3>



<p class="wp-block-paragraph">2027年1月期第2四半期（中間期、2026年2月〜7月）の実績です。</p>



<figure class="wp-block-table"><table class="has-fixed-layout"><thead><tr><th>項目</th><th>中間期実績</th><th>前年同期比</th><th>通期予想</th><th>進捗率</th></tr></thead><tbody><tr><td>売上高</td><td>1兆9,656億円</td><td>△2.5%</td><td>4兆2,600億円</td><td>46.1%</td></tr><tr><td>営業利益</td><td>1,803.7億円</td><td>+16.0%</td><td>3,500億円</td><td>51.5%</td></tr><tr><td>純利益</td><td>1,250.5億円</td><td>+23.1%</td><td>2,240億円</td><td>55.8%</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">全社ベースの進捗率は50%台と順調に見えますが、セグメント別に見ると偏りが大きく、都市再開発は通期計画の99.5%をすでに消化している一方、国際事業はわずか2.2%にとどまっています。下期は米国での住宅開発物件の売却計画に大きく依存する構造になっており、この達成状況は今後の決算で継続的に確認すべきポイントです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">配当予想は年間145円で修正なく、15期連続増配の見込みです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">次回の第3四半期決算（2026年12月上旬想定）では、米国賃貸住宅開発の4物件がきちんと計上されたか、そして通期短信で開示される営業キャッシュ・フローが純利益をどこまでカバーしているかが、確認すべきポイントになります。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">積水ハウスならではのリスク要因</h3>



<h4 class="wp-block-heading">米国戸建住宅事業の赤字</h4>



<p class="wp-block-paragraph">積水ハウスの国際事業の中でも、米国戸建住宅事業は通期で営業損失（赤字）が見込まれています。低採算区画の削減を進めている段階であり、この事業の立て直しが今後のEPS成長・増配余地を左右する重要な要素です。</p>



<h4 class="wp-block-heading">為替（円高）の影響</h4>



<p class="wp-block-paragraph">国際事業は為替の影響を直接受けます。通期予想の前提為替レートに対して、実勢が円高方向に振れると、海外事業の円換算利益・為替差益の両方が目減りする可能性があります。</p>



<h4 class="wp-block-heading">金利上昇という複数方向への影響</h4>



<p class="wp-block-paragraph">金利の上昇は、国内外の住宅ローン金利・住宅需要への影響だけでなく、不動産売却時の利回り（キャップレート）や、支払利息の増加にもつながります。複数の経路で業績に影響しうる要因です。</p>



<h4 class="wp-block-heading">売却タイミングへの依存</h4>



<p class="wp-block-paragraph">開発型事業は、物件の売却タイミングによって四半期ごとの業績が大きく変動します。今回のように上期に偏って売却益が計上される年もあれば、逆のパターンになる年もあり、四半期の数字だけで一喜一憂しないことが大切です。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">まとめ：安定した基盤と、開発型頼みの増益に注意</h3>



<ul class="wp-block-list">
<li>積水ハウスは請負型・ストック型・開発型・国際事業という4つの事業モデルを組み合わせた住宅・不動産デベロッパー</li>



<li>15期連続増配、15年で配当7.2倍という実績。配当性向は40%以上を方針とする</li>



<li>中期経営計画ごとに配当の「下限値」を引き上げるという、珍しいコミットメント方式（110円→145円）</li>



<li>EPSの減益計画は営業外要因（支払利息増・前期の為替差益等の剥落）が主因で、本業の営業利益自体は増益計画。ただし支払利息の増加は金利上昇が続く限り構造的な逆風であり、下期の物件売却によるNet Debt圧縮が今後の焦点</li>



<li>今回の増益は開発型（物件売却）に大きく依存しており、それを除くと全社では減益という構造</li>



<li>米国戸建住宅事業の赤字、為替・金利という複数のリスク要因を抱える</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">増益という見出しだけでなく、その中身がどの事業で支えられているかを確認する習慣が、長期の高配当株投資には欠かせません。まずは証券口座を開いて、自分なりの決算チェックの習慣を始めてみてください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">マネックス証券の「銘柄スカウター」なら、業績・配当性向・配当利回りの推移をグラフで一目で確認できます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/invest-monex-scouter-howto/" data-type="post" data-id="176">銘柄スカウターの使い方：NTTを例に画面の見方を解説</a>】</p>



<a rel="nofollow noopener" href="https://h.accesstrade.net/sp/cc?rk=010072wz00orw5" referrerpolicy="no-referrer-when-downgrade" target="_blank"><img decoding="async" src="https://h.accesstrade.net/sp/rr?rk=010072wz00orw5" alt="株・投資信託ならネット証券のマネックス" border="0" width="468" height="60"></a>



<p class="wp-block-paragraph">保有銘柄の全体像についてはこちらの記事でまとめています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/invest-dividend-portfolio-overview/" data-type="post" data-id="254">高配当株ポートフォリオの全体像：29銘柄・8業種で分散する理由</a>】</p>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://haitou-choco-nikki.com/invest-sekisuihouse-dividend-reading/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>「巡航利益」「基礎収益」「実態純利益」…各社独自の決算用語を翻訳する</title>
		<link>https://haitou-choco-nikki.com/invest-corporate-jargon-translation-guide/</link>
					<comments>https://haitou-choco-nikki.com/invest-corporate-jargon-translation-guide/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[haitochoko]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 24 Aug 2026 12:52:03 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[投資]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://haitou-choco-nikki.com/?p=406</guid>

					<description><![CDATA[※この記事にはアフィリエイト広告が含まれています。 決算資料を読んでいると、「巡航利益」「基礎収益」「実態純利益」といった、聞き慣れない言葉に出会うことがあります。これらは会計基準で定められた正式な用語ではなく、各企業が [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">※この記事にはアフィリエイト広告が含まれています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">決算資料を読んでいると、「巡航利益」「基礎収益」「実態純利益」といった、聞き慣れない言葉に出会うことがあります。これらは会計基準で定められた正式な用語ではなく、<strong>各企業が独自に定義して使っている指標</strong>です。これまでこのブログで決算解説をしてきた企業を横断して見ていくと、実は似たような発想で作られていることが分かります。今回はこれらを整理して「翻訳」してみます。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">なぜ各社は「独自の利益指標」を使うのか</h3>



<p class="wp-block-paragraph">決算書には、営業利益・経常利益・当期純利益といった、会計基準で定められた正式な利益の区分があります。これらはどの企業でも共通のルールで計算されるため、比較がしやすいという利点があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">しかし、当期純利益には<strong>その期だけ発生した特殊な要因</strong>（資産の売却益、為替差益、税制上の一時的な変動など）が含まれることがあります。こうした要因は、企業の「本業の実力」を測るうえではノイズになりかねません。そこで多くの企業が、こうした一過性の要因を取り除いた、独自の利益指標を作って開示するようになっています。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">主要企業の「独自指標」翻訳表</h3>



<h4 class="wp-block-heading">三菱商事：巡航利益</h4>



<p class="wp-block-paragraph">三菱商事が使う「<strong>巡航利益</strong>」は、特殊要因や資産・事業のリサイクル（入れ替え）に伴う損益を除いた、本業の実力ベースでの利益を示す指標です。市況（資源価格）の影響を受けやすい資源商社だからこそ、この視点が重視されています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/invest-mitsubishicorp-dividend-reading/" data-type="post" data-id="388">三菱商事の配当を決算数字から読み解く</a>】</p>



<h4 class="wp-block-heading">伊藤忠商事：基礎収益</h4>



<p class="wp-block-paragraph">伊藤忠商事が使う「<strong>基礎収益</strong>」も、同じ発想の指標です。一過性の損益を除いた実力ベースの利益を示しており、伊藤忠商事の場合は「非資源基礎収益が四半期として過去最高」といった形で、事業ごとの実力を語る際にも使われています。</p>



<h4 class="wp-block-heading">丸紅：実態純利益</h4>



<p class="wp-block-paragraph">丸紅が使う「<strong>実態純利益</strong>」は、公表されている純利益のうち、一過性要因（資産入替損益やその他の一過性損益）を除いた金額です。丸紅の決算では、この実態純利益が前年同期比でどれだけ伸びたかが、本業の地力を測る指標として重視されています。</p>



<h4 class="wp-block-heading">三井物産：利益進捗率とCF進捗率の乖離という手法</h4>



<p class="wp-block-paragraph">三井物産は、独自の指標名こそ持っていませんが、<strong>利益の進捗率と、基礎営業キャッシュ・フローの進捗率を比較する</strong>という手法で、同じ目的を果たしています。両者の差が大きいほど、評価益・売却益といった非現金の利益が多く含まれていることを示しており、この乖離を確認することで一過性への依存度を検証できます。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">商社だけではない：他業種にも広がる同じ発想</h3>



<p class="wp-block-paragraph">「独自の名前をつけた指標」は商社に多く見られますが、一過性要因を除いて実力を測るという<strong>考え方自体は、業種を問わず広がっています</strong>。</p>



<h4 class="wp-block-heading">三菱HCキャピタル：インカムゲインという切り口</h4>



<p class="wp-block-paragraph">リース会社の三菱HCキャピタルは、「巡航利益」のような独自の名称こそ使っていませんが、「<strong>インカムゲイン</strong>」（貸し続けることで得られる安定した利益）と「<strong>アセット関連損益</strong>」（資産売却によるタイミング依存の利益）を明確に分けて開示しています。これも、一過性の売却益を切り分けて実力を測るという、同じ発想に基づく工夫です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/invest-mitsubishihc-dividend-reading/" data-type="post" data-id="385">三菱HCキャピタルの配当を決算数字から読み解く</a>】</p>



<h4 class="wp-block-heading">JT：配当性向算定における一過性要因の調整</h4>



<p class="wp-block-paragraph">JTの場合は、利益指標そのものというより、<strong>配当性向を計算する際の分母</strong>に一過性要因への配慮が表れています。カナダ子会社の訴訟和解金という大きな一時的支出の影響を調整した利益をベースに、配当性向を算定しているのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/invest-jt-dividend-reading/" data-type="post" data-id="397">JTの配当を決算数字から読み解く</a>】</p>



<h4 class="wp-block-heading">INPEX：為替差益・税負担減という要因分解</h4>



<p class="wp-block-paragraph">資源開発企業のINPEXも、独自の指標名は持っていませんが、増益の内訳を「為替差益」「税負担減（実効税率の変化）」「本業の実力」に分解して説明する手法を採用しています。特に資源株は市況・為替の影響を強く受けるため、こうした要因分解が欠かせません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/invest-inpex-dividend-reading/" data-type="post" data-id="383">INPEXの配当を決算数字から読み解く</a>】</p>



<p class="wp-block-paragraph">このように見ていくと、<strong>「独自の名前をつけているかどうか」は各社の開示スタイルの違いにすぎず、一過性を除いて実力を確認するという発想そのものは、業種を超えた共通の関心事</strong>だということが分かります。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">共通しているのは「除いているもの」</h3>



<p class="wp-block-paragraph">呼び方は違っても、これらの指標が除外しようとしているものには共通のパターンがあります。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li><strong>市況・為替要因</strong>：資源価格や為替レートの変動による、外部環境に依存した損益</li>



<li><strong>資産リサイクル損益</strong>：保有資産（不動産・株式など）を売却して得た、一時的な利益</li>



<li><strong>評価益・特殊要因</strong>：会計上の評価替えや、税制変更などによる、事業活動を伴わない損益</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">いずれの指標も、こうした「その期特有の要因」を取り除くことで、<strong>来期以降も継続的に見込める、本業の稼ぐ力</strong>を浮かび上がらせようとしている点で共通しています。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">この視点を、決算書のどこで確認すればいいか</h3>



<p class="wp-block-paragraph">これらの独自指標は、決算短信そのものよりも、<strong>決算説明会資料（決算プレゼンテーション資料）</strong>に記載されていることが多いです。「〇〇の増減要因」といったページに、市況要因・為替要因・一過性要因・実力要因という形で分解された表が示されているケースが一般的です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">初めて見る企業の決算を読むときも、「表面上の純利益の伸び」だけでなく、「この企業は一過性要因をどう除いているか」という視点を持っておくと、決算の質をより正確に評価できるようになります。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">まとめ：呼び方は違っても、見ている視点は同じ</h3>



<ul class="wp-block-list">
<li>決算資料に出てくる独自の利益指標（巡航利益・基礎収益・実態純利益等）は、会計基準の用語ではなく各社が独自に定義したもの</li>



<li>三菱商事「巡航利益」、伊藤忠商事「基礎収益」、丸紅「実態純利益」は、いずれも一過性要因を除いた実力ベースの利益を示す</li>



<li>三井物産は独自指標名を持たない代わりに、利益進捗率とキャッシュ・フロー進捗率の乖離という手法で同じ目的を果たしている</li>



<li>三菱HCキャピタル（インカムゲイン）・JT（配当性向算定の調整）・INPEX（要因分解）など、商社以外でも同じ発想は広く見られる</li>



<li>共通して除かれているのは、市況・為替要因、資産リサイクル損益、評価益・特殊要因という3つのパターン</li>



<li>これらの指標は決算説明会資料に記載されていることが多く、「表面の伸び率」だけでなく確認する習慣が決算の質を見抜く力につながる</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">各社の独自指標を読み解けるようになると、決算書がより立体的に見えてきます。まずは証券口座を開いて、自分なりの決算チェックの習慣を始めてみてください。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>マネックス証券の「銘柄スカウター」</strong>なら、業績の推移をグラフで一目で確認できます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/invest-monex-scouter-howto/" data-type="post" data-id="176">銘柄スカウターの使い方：NTTを例に画面の見方を解説</a>】</p>



<a rel="nofollow noopener" href="https://h.accesstrade.net/sp/cc?rk=010072wz00orw5" referrerpolicy="no-referrer-when-downgrade" target="_blank"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://h.accesstrade.net/sp/rr?rk=010072wz00orw5" alt="株・投資信託ならネット証券のマネックス" border="0" width="468" height="60"></a>



<p class="wp-block-paragraph">保有銘柄の全体像についてはこちらの記事でまとめています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/invest-dividend-portfolio-overview/" data-type="post" data-id="254">高配当株ポートフォリオの全体像：29銘柄・8業種で分散する理由</a>】</p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://haitou-choco-nikki.com/invest-corporate-jargon-translation-guide/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>銘柄スカウターで「売り時」を判断する：三菱UFJ・1343・INPEXで実際に使った視点</title>
		<link>https://haitou-choco-nikki.com/invest-monex-selling-signal-guide/</link>
					<comments>https://haitou-choco-nikki.com/invest-monex-selling-signal-guide/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[haitochoko]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 24 Aug 2026 12:12:11 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[投資]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://haitou-choco-nikki.com/?p=404</guid>

					<description><![CDATA[※この記事にはアフィリエイト広告が含まれています。 マネックス証券の「銘柄スカウター」を使った高配当株の選び方については、これまでこのブログでも何度か紹介してきました。 【高配当株を「勘」で選ばない。銘柄スカウターでスク [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">※この記事にはアフィリエイト広告が含まれています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">マネックス証券の「銘柄スカウター」を使った高配当株の選び方については、これまでこのブログでも何度か紹介してきました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/invest-monex-screening-guide/" data-type="post" data-id="171">高配当株を「勘」で選ばない。銘柄スカウターでスクリーニングする方法</a>】</p>



<p class="wp-block-paragraph">ただ、実際に投資を続けていると気づくことがあります。「買い時」を教えてくれる情報はたくさんあるのに、「<strong>売り時</strong>」をどう判断すればいいかという情報は、驚くほど少ないのです。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">「買い時」の情報は多いのに、「売り時」の情報は少ない</h3>



<p class="wp-block-paragraph">証券会社や個人投資家のブログを見渡すと、「銘柄スカウターでスクリーニングして割安株を見つける方法」「連続増配株を探す方法」といった、<strong>買うための情報は非常に充実しています</strong>。</p>



<p class="wp-block-paragraph">一方で、「保有している銘柄をいつ、どんな基準で売るべきか」を扱った情報は、探してもなかなか見つかりません。高配当株投資は「買ったらずっと持ち続ける」というイメージが強いからかもしれませんが、実際には利益確定や減配リスクの回避のために、一部売却という判断が必要になる場面があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">このブログでも、これまで複数の銘柄で実際に一部売却の判断をしてきました。その際に銘柄スカウターでどんな視点を確認していたのか、具体的な実例とともに紹介します。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">銘柄スカウターで確認する、3つの売却シグナル</h3>



<h4 class="wp-block-heading">①連続増配のストップ・減配の兆候</h4>



<p class="wp-block-paragraph">配当履歴を確認し、連続増配が止まっていないか、あるいは減配の兆候がないかをチェックします。これまで順調に増配してきた銘柄が、突然横ばいや減配に転じた場合は、注意すべきシグナルのひとつです。</p>



<h4 class="wp-block-heading">②配当性向の急上昇</h4>



<p class="wp-block-paragraph">配当性向（利益に対する配当の割合）が短期間で急上昇している場合、企業が無理をして配当を維持している可能性があります。業績が伴わないまま配当性向だけが高くなっている銘柄は、将来的な減配リスクを抱えていると考えられます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">配当性向の考え方についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/invest-dividend-payout-ratio/" data-type="post" data-id="186">配当性向とは何か：高いと何が問題なのか</a>】</p>



<h4 class="wp-block-heading">③理論株価との大きな乖離（値上がり益確定のサイン）</h4>



<p class="wp-block-paragraph">銘柄スカウターには理論株価という指標もあります。実際の株価がこの理論株価を大きく上回っている場合、その銘柄が「値上がりしすぎている」可能性を示しています。配当だけでなく、値上がり益も投資リターンの一部と捉えるなら、こうした乖離は利益確定を検討する材料になります。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">実例①：三菱UFJ、値上がり益確定のための一部売却</h3>



<p class="wp-block-paragraph">実際にこの視点を使った例を紹介します。三菱UFJフィナンシャル・グループは、2025年12月、株価が想定以上に上昇したタイミングで一部を売却しました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この判断のきっかけは、配当の数年分（約10年ほど）に相当する値上がり益がすでに出ていたことです。業績や配当方針に問題があったわけではなく、<strong>あくまで利益確定という前向きな理由</strong>での売却でした。その後、株価が割安な水準に戻ったタイミングを見計らって、買い増しを再開しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/haitou-report-202512/" data-type="post" data-id="290">配当金33,879円。去年の12月と比べて見える、積み上げの実感</a>】</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">実例②：1343（REIT）、金利上昇局面での利益確定</h3>



<p class="wp-block-paragraph">J-REIT指数連動ETFの1343についても、同様の判断をしています。金利上昇局面でREITの価格が上昇したタイミングを捉え、保有株数の一部を売却しました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">REITの価格は金利動向の影響を受けやすいという特性があります。値上がりしたタイミングで一部を利益確定し、割安な時期に改めて買い増すという方針は、三菱UFJのケースと同じ判断軸に基づいています。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">実例③：INPEX、地政学リスクを見た一部売却</h3>



<p class="wp-block-paragraph">INPEXについては、少し異なる視点での売却判断でした。2026年2月末、イスラエル・米国によるイラン攻撃を受けて中東情勢が緊迫化し、原油価格が高騰。保有していたINPEXの株価も上場来高値を更新する場面がありました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この局面では、「大国対途上国」という構図から軍事衝突が長期化する可能性は低いだろうという判断と、すでに配当の10年分を超える値上がり益が出ていたことを踏まえ、一部を売却しました。地政学リスクという外部要因が、株価の急騰という形で表れたタイミングを捉えた判断です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/invest-dividend-review-202603/" data-type="post" data-id="316">2026年3月配当株解説：地政学リスクと向き合った、INPEX一部売却の判断</a>】</p>



<a rel="nofollow noopener" href="https://h.accesstrade.net/sp/cc?rk=010072wz00orw5" referrerpolicy="no-referrer-when-downgrade" target="_blank"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://h.accesstrade.net/sp/rr?rk=010072wz00orw5" alt="株・投資信託ならネット証券のマネックス" border="0" width="468" height="60"></a>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">「売る」ことは悪いことではない、という考え方</h3>



<p class="wp-block-paragraph">高配当株投資というと「一度買ったら売らずに持ち続ける」というイメージを持たれがちですが、これまでの3つの実例からもわかる通り、<strong>適切なタイミングでの一部売却は、資産形成における自然な選択肢のひとつ</strong>です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ただし、これらの売却はいずれも「資産規模がまだ小さい今だからこそ」行っている、やや例外的な判断でもあります。基本の方針は、割安な水準で買い、増配が続く限り保有し続けるというものです。数期にわたって減配が続くような銘柄であれば売却を検討しますが、値上がり益による売却は、資産が大きくなるにつれて自然と少なくなっていくと考えています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">保有銘柄全体の方針については、こちらの記事でもまとめています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/invest-dividend-portfolio-overview/" data-type="post" data-id="254">高配当株ポートフォリオの全体像：29銘柄・8業種で分散する理由</a>】</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">まとめ：銘柄スカウターは「買う」だけでなく「売る」判断にも使える</h3>



<ul class="wp-block-list">
<li>銘柄スカウターを使った「買い時」の情報は豊富だが、「売り時」を扱った情報は少ない</li>



<li>売却シグナルとして、連続増配のストップ・配当性向の急上昇・理論株価との乖離という3つの視点が使える</li>



<li>三菱UFJ・1343は値上がり益確定という前向きな理由での一部売却</li>



<li>INPEXは地政学リスクによる株価急騰を捉えた売却判断</li>



<li>ただしこうした売却は資産規模が小さい今だからこその、やや例外的な判断であり、基本は増配が続く限り保有し続ける方針</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">銘柄スカウターは、銘柄を選ぶときだけでなく、保有銘柄を見直すときにも役立つツールです。まずは証券口座を開いて、自分なりの判断軸を育ててみてください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/invest-monex-scouter-howto/" data-type="post" data-id="176">銘柄スカウターの使い方：NTTを例に画面の見方を解説</a>】</p>



<a rel="nofollow noopener" href="https://h.accesstrade.net/sp/cc?rk=010072wz00orw5" referrerpolicy="no-referrer-when-downgrade" target="_blank"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://h.accesstrade.net/sp/rr?rk=010072wz00orw5" alt="株・投資信託ならネット証券のマネックス" border="0" width="468" height="60"></a>



<p class="wp-block-paragraph">保有銘柄の全体像についてはこちらの記事でまとめています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/invest-dividend-portfolio-overview/" data-type="post" data-id="254">高配当株ポートフォリオの全体像：29銘柄・8業種で分散する理由</a>】</p>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://haitou-choco-nikki.com/invest-monex-selling-signal-guide/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【決算解説】双日の配当を決算の数字から読み解く</title>
		<link>https://haitou-choco-nikki.com/invest-sojitz-dividend-reading/</link>
					<comments>https://haitou-choco-nikki.com/invest-sojitz-dividend-reading/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[haitochoko]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 13 Aug 2026 15:00:32 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[Uncategorized]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://haitou-choco-nikki.com/?p=400</guid>

					<description><![CDATA[※この記事にはアフィリエイト広告が含まれています。 【最新決算トピックス】化学が牽引、ガリウムという新戦略 ※最終更新日：2026/08/14 2026年7月31日発表の2027年3月期第1四半期決算では、収益+39.3 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">※この記事にはアフィリエイト広告が含まれています。</p>



<h3 class="wp-block-heading">【最新決算トピックス】化学が牽引、ガリウムという新戦略</h3>



<p class="wp-block-paragraph">※最終更新日：2026/08/14</p>



<p class="wp-block-paragraph">2026年7月31日発表の2027年3月期第1四半期決算では、収益+39.3%、当期純利益+43.4%と大幅な増収増益でした。配当予想は年間180円（前期比+9%増配）で修正なし、化学セグメントが進捗率50%と好調な一方、金属・資源・リサイクルセグメントは構造改革中で唯一の減益でした。半導体クリティカルミネラルの安定供給を目指すガリウム生産事業への投資も決定しています。詳しい決算内容は、こちらのアーカイブ記事でまとめています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/invest-sojitz-earnings-202607/" data-type="post" data-id="348">双日、2027年3月期第1四半期決算解説：化学が牽引、ガリウムという新戦略</a>】</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<p class="wp-block-paragraph">保有銘柄の中でも、配当利回りの水準が魅力の一つである双日。配当金という切り口で、この会社の決算数字を読み解いていきます。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">双日とは：日商岩井とニチメンが統合して生まれた商社</h3>



<h4 class="wp-block-heading">2003年の合併という成り立ち</h4>



<p class="wp-block-paragraph">双日は、2003年に日商岩井とニチメンという2つの総合商社が合併して誕生しました。三菱商事・三井物産・伊藤忠商事・住友商事・丸紅といった大手商社と比べると、統合による誕生という比較的新しい歴史を持つ企業です。</p>



<h4 class="wp-block-heading">航空・自動車・化学品・金属資源という得意分野</h4>



<p class="wp-block-paragraph">双日は、航空機・自動車・化学品といった分野に強みを持ち、金属資源や鉄鋼といった事業も手がけています。幅広い事業ポートフォリオを持つ点は他の総合商社と共通していますが、規模としては大手5社に次ぐ、準大手・中堅の位置づけです。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">双日は五大商社とどう違うのか</h3>



<h4 class="wp-block-heading">「五大商社」ではなく、準大手・中堅という規模感</h4>



<p class="wp-block-paragraph">これまで解説してきた三菱商事・三井物産・伊藤忠商事・住友商事・丸紅は、いわゆる「<strong>五大商社</strong>」と呼ばれる規模の企業です。双日はこの枠には入らず、規模としては一段小さい<strong>準大手・中堅の総合商社</strong>という位置づけになります。実際、証券会社の決算情報でも「双日とよく比較される銘柄：三菱商事・住友商事・丸紅・三井物産・伊藤忠」と紹介されており、五大商社と並べて語られることの多い存在です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/invest-mitsubishicorp-dividend-reading/" data-type="post" data-id="388">三菱商事の配当を決算数字から読み解く</a>】</p>



<h4 class="wp-block-heading">規模が小さい分、業績の振れ幅がやや大きい傾向</h4>



<p class="wp-block-paragraph">規模が比較的小さいことは、業績の変動が大手商社よりも表れやすいという特徴にもつながります。特定の事業（資源価格の変動を受けやすいセグメント等）の影響が、全体の業績に占める割合が相対的に大きくなりやすいためです。</p>



<h4 class="wp-block-heading">2026年3月期は減益、2027年3月期は4期ぶり最高益見込みという推移</h4>



<p class="wp-block-paragraph">実際に、2026年3月期の連結最終利益は前期比6.3%減の1,036億円でした。一方、2027年3月期の予想は前期比25.5%増の1,300億円で、<strong>4期ぶりの最高益更新</strong>が見込まれています。1年で減益から大幅増益へと転じるこの推移は、大手商社と比べて業績の振れ幅がやや大きい、中堅商社らしい特徴だといえます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">七大商社全体の比較についてはこちらの記事でもまとめています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/invest-shosha-comparison-202607q1/" data-type="post" data-id="365">七大商社を配当目線で比較する：2027年3月期第1四半期決算まとめ</a>】</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">配当利回りが高めな理由：規模の小ささと株価評価</h3>



<h4 class="wp-block-heading">予想配当利回り約2.9〜4.6%（時期により変動）</h4>



<p class="wp-block-paragraph">双日の予想配当利回りは、時期によって2.9%から4.6%程度まで幅があります。これはこれまで解説してきた三菱商事・三菱UFJといった大手・メガバンクと比べても、高めの水準で推移しやすい傾向にあります。</p>



<h4 class="wp-block-heading">東証プライム平均を上回る水準</h4>



<p class="wp-block-paragraph">東証プライム市場全体の平均利回り（配当実施企業のみ）は2%台前半とされています。双日の配当利回りは、この平均を上回る水準で推移することが多く、高配当株として注目されやすい理由のひとつになっています。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">5期連続増配、5年で配当3.3倍</h3>



<h4 class="wp-block-heading">2022年3月期以降、連続増配を継続</h4>



<p class="wp-block-paragraph">双日は2022年3月期以降、連続増配を続けており、2026年3月期の配当（165円）で<strong>5期連続増配</strong>を達成しました。2027年3月期は180円への増配が予定されており、実現すれば6期連続となります。</p>



<h4 class="wp-block-heading">配当額は5年で3.3倍に</h4>



<p class="wp-block-paragraph">2021年3月期の年間配当50円から、2026年3月期の165円まで、5年間で配当額は<strong>3.3倍</strong>に拡大しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">増配株というカテゴリーについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/invest-high-dividend-vs-dividend-growth/" data-type="post" data-id="178">高配当株と増配株の違いとは？</a>】</p>



<h4 class="wp-block-heading">配当性向は約29%と、無理のない水準</h4>



<p class="wp-block-paragraph">配当性向（利益に対する配当の割合）は約29%と、これまで解説してきた三菱商事（約40〜42%）・JT（75%）と比べると控えめな水準です。業績が多少変動しても配当を維持しやすい、余力のある水準だといえます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">配当性向の見方については、こちらで解説しています。<br>【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/invest-dividend-payout-ratio/" data-type="post" data-id="186">配当性向とは何か：高いと何が問題なのか</a>】</p>



<a rel="nofollow noopener" href="https://h.accesstrade.net/sp/cc?rk=010072wz00orw5" referrerpolicy="no-referrer-when-downgrade" target="_blank"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://h.accesstrade.net/sp/rr?rk=010072wz00orw5" alt="株・投資信託ならネット証券のマネックス" border="0" width="468" height="60"></a>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">双日ならではの成長領域とリスク要因</h3>



<h4 class="wp-block-heading">ガリウム生産事業・ウズベキスタン空港開発などの新規事業</h4>



<p class="wp-block-paragraph">双日は、半導体需要拡大を背景としたガリウム（クリティカルミネラルの一種）生産事業への投資を決定しているほか、ウズベキスタンでの空港開発・運営事業権を取得するなど、独自性の高い新規事業に積極的に投資しています。こうした先進的な取り組みは、中堅商社ならではの機動力を示す事例といえます。</p>



<h4 class="wp-block-heading">原料炭事業（構造改革中）という不調セグメント</h4>



<p class="wp-block-paragraph">一方で、豪州の原料炭事業は生産効率の低迷により構造改革の対象となっており、売却を含めた出口戦略が進行中です。市況自体が良好でも内部要因で減益になるという、資源事業特有の難しさが表れているセグメントです。</p>



<h4 class="wp-block-heading">中堅商社ゆえの、大手商社と比べた変動性</h4>



<p class="wp-block-paragraph">先述の通り、双日は大手商社と比べて業績の変動がやや大きく出やすい傾向があります。これは裏を返せば、業績回復局面では株価・配当ともに大きく伸びる可能性があるということでもあり、リスクと機会の両面を持つ特徴だと理解しておくとよいでしょう。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">最新決算の進捗率を確認する</h3>



<p class="wp-block-paragraph">2027年3月期第1四半期（2026年4月〜6月）の実績です。</p>



<figure class="wp-block-table"><table class="has-fixed-layout"><thead><tr><th>項目</th><th>1Q実績</th><th>前年同期比</th><th>通期見通し</th><th>進捗率</th></tr></thead><tbody><tr><td>収益</td><td>8,342億円</td><td>+39.3%</td><td>―</td><td>―</td></tr><tr><td>当期純利益（親会社帰属）</td><td>302億円</td><td>+43.4%</td><td>1,300億円</td><td>23%</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">進捗率23%は、1四半期の実績としては標準的な水準です。配当予想180円に修正はなく、配当性向は約29%と試算され、無理のない水準に収まっています。詳しいセグメント別の分析については、アーカイブ記事で詳しく解説しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/invest-sojitz-earnings-202607/" data-type="post" data-id="348">双日、2027年3月期第1四半期決算解説：化学が牽引、ガリウムという新戦略</a>】</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">まとめ：中堅商社ならではの個性と、高めの配当利回り</h3>



<ul class="wp-block-list">
<li>双日は2003年、日商岩井とニチメンの統合で誕生した、五大商社に次ぐ準大手・中堅の総合商社</li>



<li>大手商社と比べて業績の振れ幅がやや大きく、2026年3月期は減益も2027年3月期は4期ぶり最高益見込み</li>



<li>配当利回りは東証プライム平均を上回る水準で推移しやすく、高配当株として注目されやすい</li>



<li>5期連続増配、5年で配当3.3倍。配当性向は約29%と無理のない水準</li>



<li>ガリウム生産事業・ウズベキスタン空港開発など独自性の高い新規事業と、原料炭事業の構造改革という明暗を抱える</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">規模の大小だけでなく、業績の振れ幅や成長領域まで確認することで、商社株の個性がより立体的に見えてきます。まずは証券口座を開いて、自分なりの決算チェックの習慣を始めてみてください。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>マネックス証券の「銘柄スカウター」</strong>なら、業績・配当性向・配当利回りの推移をグラフで一目で確認できます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/invest-monex-scouter-howto/" data-type="post" data-id="176">銘柄スカウターの使い方：NTTを例に画面の見方を解説</a>】</p>



<a rel="nofollow noopener" href="https://h.accesstrade.net/sp/cc?rk=010072wz00orw5" referrerpolicy="no-referrer-when-downgrade" target="_blank"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://h.accesstrade.net/sp/rr?rk=010072wz00orw5" alt="株・投資信託ならネット証券のマネックス" border="0" width="468" height="60"></a>



<p class="wp-block-paragraph">保有銘柄の全体像についてはこちらの記事でまとめています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/invest-dividend-portfolio-overview/" data-type="post" data-id="254">高配当株ポートフォリオの全体像：29銘柄・8業種で分散する理由</a>】</p>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://haitou-choco-nikki.com/invest-sojitz-dividend-reading/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>JT（日本たばこ産業）の配当を決算の数字から読み解く</title>
		<link>https://haitou-choco-nikki.com/invest-jt-dividend-reading/</link>
					<comments>https://haitou-choco-nikki.com/invest-jt-dividend-reading/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[haitochoko]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 11 Aug 2026 15:10:49 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[決算解説]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://haitou-choco-nikki.com/?p=397</guid>

					<description><![CDATA[※この記事にはアフィリエイト広告が含まれています。 【最新決算トピックス】年間配当272円へ上方修正、配当性向75.2%を基準に算定 ※最終更新日：2026/08/12 2026年12月期第2四半期決算では、年間配当予想 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">※この記事にはアフィリエイト広告が含まれています。</p>



<h3 class="wp-block-heading">【最新決算トピックス】年間配当272円へ上方修正、配当性向75.2%を基準に算定</h3>



<p class="wp-block-paragraph">※最終更新日：2026/08/12</p>



<p class="wp-block-paragraph">2026年12月期第2四半期決算では、年間配当予想が従来の242円から272円へ、30円の増額修正となりました。中間配当136円はすでに確定した実績で、期末136円が予想値です。この増配は「配当性向75.2%」を基準に決定されています。一方で、売上収益の進捗率が51.1%であるのに対し、当期利益の進捗率は67.0%まで進んでおり、利益が上期に偏っているという特徴も見られます。詳しい決算内容は、こちらのアーカイブ記事でまとめています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/invest-jt-earnings-202607/" data-type="post" data-id="355">なぜ「売上51%・利益67%」という数字にモヤっとするべきなのか</a>】</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<p class="wp-block-paragraph">保有銘柄の中でも、独特の高配当水準を誇るJT（日本たばこ産業）。配当金という切り口で、この会社の決算数字を読み解いていきます。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">JTとは：たばこを中心とした「嗜好品企業」というビジネス</h3>



<h4 class="wp-block-heading">嗜好品とは何か：生活必需品ではないが、根強い需要がある商品</h4>



<p class="wp-block-paragraph">「<strong>嗜好品</strong>」とは、食料品のように生きるために必要不可欠なものではないものの、習慣的に楽しまれ、根強い需要を持つ商品のことです。たばこはその代表例で、価格が上がっても簡単には手放されにくいという特性を持っています。この特性が、JTのビジネスの土台になっています。</p>



<h4 class="wp-block-heading">国内たばこ・海外たばこ（JTI）・医薬品・加工食品という事業構成</h4>



<p class="wp-block-paragraph">JTの事業は、国内のたばこ事業を中心に、海外たばこ事業を担う子会社「JTI（JT International）」、医薬品事業、加工食品事業という4つの柱で構成されています。中でも海外たばこ事業の存在感は大きく、世界120以上の国と地域で製品を展開するグローバル企業です。</p>



<h4 class="wp-block-heading">なぜ嗜好品企業は高配当になりやすいのか</h4>



<p class="wp-block-paragraph">嗜好品企業は、価格を引き上げても需要が急激に落ち込みにくいという特性（価格弾力性の低さ）から、値上げによる増収増益を実現しやすいビジネスモデルを持っています。この安定した収益力が、高い株主還元へとつながる土台になっています。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">配当性向75%という、突出した高さ</h3>



<h4 class="wp-block-heading">75%（±5%程度）という明確な目安</h4>



<p class="wp-block-paragraph">JTは株主還元方針として、<strong>配当性向75%を目安（±5%程度の範囲内で判断）</strong>とすることを明確に掲げています。これはこれまで解説してきた企業の中でも、突出して高い水準です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">配当性向の見方についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/invest-dividend-payout-ratio/" data-type="post" data-id="186">配当性向とは何か：高いと何が問題なのか</a>】</p>



<h4 class="wp-block-heading">他の高配当株との比較（商社・銀行は40%程度）</h4>



<p class="wp-block-paragraph">これまで解説してきた三菱商事・三菱UFJはいずれも配当性向40%程度を目安としていました。JTの75%という水準は、その約2倍近くにあたります。「利益のかなりの部分を株主に還元する」という、非常に積極的な株主還元スタイルを取っている企業だと理解できます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/invest-high-dividend-vs-dividend-growth/" data-type="post" data-id="178">高配当株と増配株の違いとは？</a>】</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">カナダ訴訟の和解金という、JT特有の複雑な事情</h3>



<h4 class="wp-block-heading">訴訟和解金支払いによる一過性の影響を調整して配当性向を算定している</h4>



<p class="wp-block-paragraph">JTの配当性向を理解するうえで、押さえておきたい特有の事情があります。JTのカナダ子会社が関わっていた喫煙関連の集団訴訟について、2025年3月に包括的な和解が成立しました。この和解に伴う和解金の支払いは、当期利益に大きな一時的影響を与えます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そのためJTは、配当性向を算定する際、この和解金支払いの影響を調整した後の当期利益をベースに計算しています。単純に「公表されている当期利益×75%」ではない、という点は理解しておく必要があります。</p>



<h4 class="wp-block-heading">「見た目の利益」と「配当計算上の利益」が異なる、珍しいケース</h4>



<p class="wp-block-paragraph">このように、決算発表で目にする利益の数字と、実際に配当性向を計算する際に使われる利益の数字が異なる、というのはやや珍しいケースです。JTの配当を評価する際は、この調整の存在を念頭に置いておくと、数字の見え方に納得感が生まれます。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">決算の「進捗率」は、素直に読んではいけない</h3>



<h4 class="wp-block-heading">売上と利益で進捗率が大きくズレる「上期偏重」という特徴</h4>



<p class="wp-block-paragraph">JTの決算では、売上収益と利益の進捗率が大きくズレるという現象がたびたび見られます。直近の上期決算では、売上収益の進捗率が51.1%（ほぼ想定通りのペース）だったのに対し、調整後営業利益は63.9%、当期利益は67.0%まで進んでいました。</p>



<h4 class="wp-block-heading">プライシング効果（値上げ）・為替という要因</h4>



<p class="wp-block-paragraph">このズレの背景には、たばこ製品の値上げによる「プライシング効果」が上期に強く出たこと、そして円安による為替の押し上げ効果があります。会社側は下期について、総販売数量の減少を主因とした成長率の鈍化を計画として明言しており、上期の高い伸び率をそのまま通期に当てはめるのは危険です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この「進捗率のズレ」をどう読み解くかについては、こちらのアーカイブ記事で詳しく解説しています。<br>【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/invest-jt-earnings-202607/" data-type="post" data-id="355">なぜ「売上51%・利益67%」という数字にモヤっとするべきなのか</a>】</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">成長ドライバー：加熱式たばこ「プルーム・オーラ（Ploom）」</h3>



<p class="wp-block-paragraph">JTが近年力を入れているのが、加熱式たばこ「プルーム・オーラ」です。国内での加熱式たばこのシェアは着実に拡大しており、業界3位から2位へと浮上する伸びを見せています。海外でも紙巻きたばこの値上げが着実に浸透しており、フィリピンやロシアなど複数の国で業績を押し上げる要因となっています。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">最新決算の進捗率を確認する</h3>



<p class="wp-block-paragraph">2026年12月期第2四半期（上期）の実績です。</p>



<figure class="wp-block-table"><table class="has-fixed-layout"><thead><tr><th>項目</th><th>上期実績</th><th>通期予想</th><th>進捗率</th></tr></thead><tbody><tr><td>売上収益</td><td>1兆9,861億円</td><td>3兆8,850億円</td><td>51.1%</td></tr><tr><td>調整後営業利益</td><td>6,617億円</td><td>1兆350億円</td><td>63.9%</td></tr><tr><td>当期利益</td><td>4,318億円</td><td>6,440億円</td><td>67.0%</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">利益系の進捗率が売上を大きく上回っているのは、値上げによるプライシング効果と円安の影響が上期に強く出たためです。会社側は下期の総販売数量減少を計画として明言しており、上期の勢いをそのまま通期に当てはめないよう注意が必要です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">通期の売上・利益・配当はいずれも上方修正されており、当期利益は当初見込みから+13.0%という大きな上乗せとなりました。詳しい分析はアーカイブ記事でご覧いただけます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/invest-jt-earnings-202607/" data-type="post" data-id="355">なぜ「売上51%・利益67%」という数字にモヤっとするべきなのか</a>】</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">JTならではのリスク要因</h3>



<h4 class="wp-block-heading">各国の増税・規制強化リスク</h4>



<p class="wp-block-paragraph">たばこ事業は、各国政府による増税や販売規制の対象になりやすい業種です。規制強化は販売数量の減少に直結するため、継続的な注視が必要です。</p>



<h4 class="wp-block-heading">喫煙率低下という長期トレンド</h4>



<p class="wp-block-paragraph">多くの国で喫煙率は長期的に低下傾向にあります。JTは値上げや加熱式たばこへのシフトでこれをカバーしていますが、紙巻きたばこの数量減少という構造的な逆風は今後も続くと考えられます。</p>



<h4 class="wp-block-heading">為替変動の影響（海外売上比率の高さ）</h4>



<p class="wp-block-paragraph">JTIを通じた海外事業の比率が高いため、為替変動の影響を受けやすい構造です。今回の決算でも円安が増益要因として働きましたが、円高に転じれば同じ幅で逆風になりうる点は理解しておく必要があります。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">まとめ：高い配当性向の裏にある事情を理解する</h3>



<ul class="wp-block-list">
<li>JTはたばこを中心とした「嗜好品企業」。生活必需品ではないが根強い需要という特性が、安定した収益力の土台になっている</li>



<li>配当性向75%（±5%程度）という、これまで解説した企業の中でも突出して高い株主還元方針</li>



<li>カナダ訴訟の和解金支払いの影響を調整した利益をベースに配当性向を算定するという、JT特有の計算根拠がある</li>



<li>決算の進捗率は売上と利益で大きくズレることがあり、上期の伸び率をそのまま通期に当てはめるのは危険</li>



<li>加熱式たばこ「プルーム・オーラ」が成長ドライバーとなっている一方、増税・規制・喫煙率低下という長期的なリスクも抱える</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">配当性向の高さだけでなく、その計算根拠や決算の中身まで確認する習慣が、長期の高配当株投資には欠かせません。まずは証券口座を開いて、自分なりの決算チェックの習慣を始めてみてください。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>マネックス証券の「銘柄スカウター」</strong>なら、業績・配当性向・配当利回りの推移をグラフで一目で確認できます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/invest-monex-scouter-howto/" data-type="post" data-id="176">銘柄スカウターの使い方：NTTを例に画面の見方を解説</a>】</p>



<a rel="nofollow noopener" href="https://h.accesstrade.net/sp/cc?rk=010072wz00orw5" referrerpolicy="no-referrer-when-downgrade" target="_blank"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://h.accesstrade.net/sp/rr?rk=010072wz00orw5" alt="株・投資信託ならネット証券のマネックス" border="0" width="468" height="60"></a>



<p class="wp-block-paragraph">保有銘柄の全体像についてはこちらの記事でまとめています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/invest-dividend-portfolio-overview/" data-type="post" data-id="254">高配当株ポートフォリオの全体像：29銘柄・8業種で分散する理由</a>】</p>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://haitou-choco-nikki.com/invest-jt-dividend-reading/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>【決算解説】三菱UFJフィナンシャル・グループの配当を決算の数字から読み解く</title>
		<link>https://haitou-choco-nikki.com/invest-mufg-dividend-reading/</link>
					<comments>https://haitou-choco-nikki.com/invest-mufg-dividend-reading/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[haitochoko]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 10 Aug 2026 05:36:35 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[決算解説]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://haitou-choco-nikki.com/?p=395</guid>

					<description><![CDATA[※この記事にはアフィリエイト広告が含まれています。 【最新決算トピックス】経常利益+57.8%、純利益+48.2%の大幅増益も、株価は下落 ※最終更新日：2026/08/10 2026年8月3日発表の2027年3月期第1 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">※この記事にはアフィリエイト広告が含まれています。</p>



<h3 class="wp-block-heading">【最新決算トピックス】経常利益+57.8%、純利益+48.2%の大幅増益も、株価は下落</h3>



<p class="wp-block-paragraph">※最終更新日：2026/08/10</p>



<p class="wp-block-paragraph">2026年8月3日発表の2027年3月期第1四半期決算では、経常利益が前年同期比+57.8%、親会社株主帰属四半期純利益が+48.2%と、大幅な増益を記録しました。しかし配当・通期予想はいずれも据え置かれ、アナリスト予想（コンセンサス）との乖離が解消されなかったことなどから、決算翌日の株価は約3.4%下落しています。配当は年間96円で据え置き、変更はありません。詳しくは本文でお伝えします。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<p class="wp-block-paragraph">保有銘柄の中でも、日本最大の金融グループである三菱UFJフィナンシャル・グループ（MUFG）。配当金という切り口で、この会社の決算数字を読み解いていきます。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">三菱UFJとは：銀行・信託・証券を束ねる、日本最大の金融グループ</h3>



<h4 class="wp-block-heading">「銀行」だけではない、グループ全体の事業構成</h4>



<p class="wp-block-paragraph">三菱UFJフィナンシャル・グループは、銀行（三菱UFJ銀行）を中心に、信託銀行・証券会社などを傘下に持つ持株会社です。個人・法人向けの融資や預金業務にとどまらず、資産運用・投資銀行業務まで、幅広い金融サービスを一体的に提供しています。</p>



<h4 class="wp-block-heading">世界的に見ても資産規模トップクラス</h4>



<p class="wp-block-paragraph">MUFGは、資産規模で見ると世界でも有数の金融グループです。国内はもちろん、海外事業にも積極的に展開しており、グローバルな金融機関との連携やウェルスマネジメント領域の強化を進めています。</p>



<h4 class="wp-block-heading">三井住友・みずほとの違い：規模・収益性・強みの領域</h4>



<p class="wp-block-paragraph">メガバンクと聞くと、三菱UFJ・三井住友・みずほの3行がひとまとめに語られがちですが、実際には成り立ちも強みもそれぞれ異なります。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>三菱UFJ</strong>は、業務粗利益・総資産ともに3行で最大規模を誇り、海外事業・グローバル展開に強みを持っています。証券事業ではモルガン・スタンレーとの合弁体制を敷いており、クロスボーダーM&amp;Aなど国際的な投資銀行業務に強いという特徴があります。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>三井住友フィナンシャルグループ</strong>は、規模こそ三菱UFJに次ぐ2番手ですが、業務純益（経費を差し引いた本業の実力）で見ると3行中最大です。「Olive」というキャッシュレス決済サービスや、消費者金融事業（SMBCコンシューマーファイナンス）を傘下に持ち、個人向けビジネスの裾野が広いことも特徴です。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>みずほフィナンシャルグループ</strong>は、第一勧業銀行・富士銀行・日本興業銀行という、かつての3大財閥系銀行が統合して生まれたグループです。中でも旧・日本興業銀行の流れをくむ法人金融（大企業向けの融資・投資銀行業務）に強みを持っており、銀行のバランスシートを使った融資機能と、証券会社が担う引受・M&amp;Aアドバイザリー機能を一体的に提供する「<strong>CIB（コーポレート＆インベストメントバンキング）</strong>」というビジネスモデルを掲げています。米国を中心とした海外事業の比重が3行の中でも高く、海外での収益比率は3メガバンクの中で最も高い水準にあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、個人向けサービスでは、みずほ自前でのキャッシュレス展開ではなく、<strong>楽天カードへの出資（約15%）を通じた提携</strong>という形でリテール変革を進めているのも特徴です。三井住友の「Olive」が自前主義であるのに対し、みずほは外部企業との連携を軸にした戦略を取っており、この違いも3行を比較するうえで興味深いポイントです。</p>



<figure class="wp-block-table"><table class="has-fixed-layout"><thead><tr><th>銀行</th><th>規模・収益性</th><th>強みの領域</th><th>個人向け戦略の特徴</th></tr></thead><tbody><tr><td>三菱UFJ</td><td>業務粗利益・総資産で3行最大</td><td>海外事業、グローバルM&amp;A（モルガン・スタンレーとのJV）</td><td>自前でのフルライン展開</td></tr><tr><td>三井住友</td><td>業務純益（本業の実力）で3行最大</td><td>効率性の高い法人営業、消費者金融</td><td>「Olive」による自前のキャッシュレス展開</td></tr><tr><td>みずほ</td><td>3行の中では規模はやや小さいが、海外収益比率は最高水準</td><td>銀行・証券一体のCIBモデル、法人金融（旧興銀DNA）</td><td>楽天カードへの出資による提携型戦略</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">同じ「メガバンク」でも、収益構造や強みの領域には明確な違いがあります。この違いを知っておくと、決算数字の意味もより立体的に理解できます。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">なぜ銀行の自己資本比率は低いのか：預金という負債の上に成り立つビジネス</h3>



<h4 class="wp-block-heading">三菱UFJの自己資本比率5.2%と、商社（30〜40%台）との比較</h4>



<p class="wp-block-paragraph">三菱UFJの自己資本比率（短信定義）は5.2%です。これまで解説してきた商社（双日30.7%、伊藤忠商事39.4%など）と比べると、驚くほど低い数字に見えるかもしれません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">これは財務体質が弱いということではなく、<strong>銀行という業態そのものが構造的に自己資本比率が低くなる</strong>特徴を持っているためです。銀行の総資産の大部分は、預金者から預かった<strong>預金（＝銀行にとっては負債）</strong>が占めています。他人から預かったお金を土台にビジネスを行う業態である以上、総資産に対する自己資本の割合が低くなるのは、いわば当然の構造です。</p>



<h4 class="wp-block-heading">CET1比率という、銀行独自の健全性指標</h4>



<p class="wp-block-paragraph">このため、銀行の健全性を測る際には、一般的な自己資本比率ではなく<strong>CET1比率（普通株式等Tier1比率）</strong>という、銀行業界独自の規制上の指標が使われます。三菱UFJの直近のCET1比率は、目標レンジ（9.5〜10.5%）をやや下回る水準で推移しており、この回復状況は継続的な確認ポイントです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">詳しい決算内容は、こちらのアーカイブ記事でも解説しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/invest-mufg-earnings-202608/" data-type="post" data-id="377">三菱UFJフィナンシャル・グループ、2027年3月期第1四半期決算解説：銀行の決算はどこを見ればいいのか</a>】</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">配当性向40%ルールという、分かりやすい株主還元方針</h3>



<h4 class="wp-block-heading">「配当性向40%程度」を明確に公式方針として掲げている</h4>



<p class="wp-block-paragraph">三菱UFJは、株主還元方針として「配当性向を40%程度とし、利益成長を通じた1株当たり配当金の安定的・持続的な増加を基本方針とする」ことを明確に掲げています。これは、これまで解説してきた企業の中でも特に<strong>分かりやすく、透明性の高い</strong>ルールです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">配当性向の見方についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/invest-dividend-payout-ratio/" data-type="post" data-id="186">配当性向とは何か：高いと何が問題なのか</a>】</p>



<h4 class="wp-block-heading">EPSから配当額を逆算できる、という透明性</h4>



<p class="wp-block-paragraph">配当性向40%というルールが明確なため、通期の予想純利益とEPS（1株あたり利益）が分かれば、配当額をおおよそ逆算できます。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>通期純利益予想2兆7,000億円 ÷ 期中平均株式数112.8億株 ≒ EPS 約239円
EPS 239円 × 配当性向40% ≒ 96円</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">現在の配当予想96円は、まさにこの計算式のとおりです。<strong>通期利益が上振れれば、配当性向40%ルールに従って配当も自動的に増額される構造</strong>になっており、増配の確度を読みやすい銘柄だといえます。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">増配の推移と確度を確認する</h3>



<h4 class="wp-block-heading">配当は着実に増加傾向</h4>



<p class="wp-block-paragraph">三菱UFJの配当は、近年着実な増加傾向にあります。2025年度（実績）の年間配当86円から、2026年度（予想）は96円へと増配される計画です。</p>



<h4 class="wp-block-heading">通期利益が上振れれば、配当も自動的に増える構造</h4>



<p class="wp-block-paragraph">先ほどの配当性向40%ルールを踏まえると、通期純利益が会社目標を上回れば、配当もその分増額される可能性があります。逆に、通期目標が据え置かれている限りは、配当も96円のまま動かないという理解が正確です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">増配株というカテゴリーについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/invest-high-dividend-vs-dividend-growth/" data-type="post" data-id="178">高配当株と増配株の違いとは？</a>】</p>



<a rel="nofollow noopener" href="https://h.accesstrade.net/sp/cc?rk=010072wz00orw5" referrerpolicy="no-referrer-when-downgrade" target="_blank"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://h.accesstrade.net/sp/rr?rk=010072wz00orw5" alt="株・投資信託ならネット証券のマネックス" border="0" width="468" height="60"></a>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">自社株買いという、もうひとつの株主還元</h3>



<h4 class="wp-block-heading">自己株式の上限は発行済株式の5%程度、超過分は原則消却</h4>



<p class="wp-block-paragraph">三菱UFJは、株主還元方針の中で「保有する自己株式の総数の上限を、発行済株式総数の5%程度を目安とし、それを超える数の株式は、原則として消却する」という具体的なルールも掲げています。数値基準が明確なため、自社株買いの規模感を読み取りやすいのも特徴です。</p>



<h4 class="wp-block-heading">配当と自社株買い、2つの還元手段の使い分け</h4>



<p class="wp-block-paragraph">配当性向40%というルールで安定的な配当を実現しつつ、業績・資本の状況や株価水準を見ながら、自社株買いを機動的に組み合わせる、という2段構えの株主還元スタイルを取っています。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">最新決算の進捗率を確認する</h3>



<p class="wp-block-paragraph">2027年3月期第1四半期（2026年4月〜6月）の実績です。</p>



<figure class="wp-block-table"><table class="has-fixed-layout"><thead><tr><th>項目</th><th>1Q実績</th><th>前年同期比</th><th>通期予想</th><th>進捗率</th></tr></thead><tbody><tr><td>経常収益</td><td>3兆9,075億円</td><td>+20.1%</td><td>―</td><td>―</td></tr><tr><td>経常利益</td><td>1兆1,179億円</td><td>+57.8%</td><td>―</td><td>―</td></tr><tr><td>親会社株主帰属四半期純利益</td><td>8,094億円</td><td>+48.2%</td><td>2兆7,000億円</td><td>30%</td></tr><tr><td>業務純益</td><td>8,090億円</td><td>―</td><td>2兆9,000億円</td><td>28%</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">進捗率30%は、通期見通しの4分の1（25%）を上回るペースで、四半期実績としては良好な水準です。ただし増益の中身には、預貸金利回差の拡大（構造的な要因）だけでなく、市場部門（トレジャリー）の運用成果や持分法投資損益といった、四半期ごとに変動しやすい要因も含まれています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">通期予想・配当予想はいずれも据え置かれており、アナリスト予想（コンセンサス）との乖離が解消されなかったことなどが、決算翌日の株価下落（約3.4%）の一因となりました。より詳しいセグメント別の分析については、アーカイブ記事で解説しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/invest-mufg-earnings-202608/" data-type="post" data-id="377">三菱UFJフィナンシャル・グループ、2027年3月期第1四半期決算解説：銀行の決算はどこを見ればいいのか</a>】</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">三菱UFJならではのリスク要因</h3>



<h4 class="wp-block-heading">金利上昇局面での二面性（貸出利ざや拡大 vs 保有国債の含み損拡大）</h4>



<p class="wp-block-paragraph">金利が上昇する局面では、貸出金利と預金金利の差（利ざや）が広がりやすく、銀行にとって収益面ではプラスに働きます。一方で、すでに保有している低金利時代の国債は、金利上昇によって価値が相対的に下がり、含み損が拡大するという、正反対の影響も同時に受けます。金利環境の変化は、銀行株にとって「両刃の剣」であるという理解が欠かせません。</p>



<h4 class="wp-block-heading">市場部門（トレジャリー）の利益は四半期でブレやすい</h4>



<p class="wp-block-paragraph">債券・金利ポジションの運用を担う市場部門の利益は、四半期ごとの振れが大きい傾向にあります。進捗率だけを見て「好調」「不調」と単純に判断せず、この変動要因を考慮する視点が必要です。</p>



<h4 class="wp-block-heading">通期目標が据え置かれた場合の株価反応の読みにくさ</h4>



<p class="wp-block-paragraph">好決算であっても、通期目標が据え置かれ、アナリスト予想を下回る水準にとどまっている場合、株価が素直に上昇しないことがあります。業績の評価と株価の評価は別物であるという点は、他の高配当株にも共通する重要な視点です。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h3 class="wp-block-heading">まとめ：分かりやすいルールと、業態特有の注意点</h3>



<ul class="wp-block-list">
<li>三菱UFJは銀行・信託・証券を束ねる、日本最大の金融グループ</li>



<li>三井住友（業務純益最大・Oliveによる自前戦略）、みずほ（CIBモデル・楽天カード提携）と、それぞれ異なる強みを持つ</li>



<li>銀行の自己資本比率が低いのは、預金という負債の上に成り立つ業態の構造的な特徴</li>



<li>「配当性向40%程度」という明確なルールがあり、通期利益から配当額を逆算しやすい</li>



<li>自己株式の上限5%・超過分原則消却という、数値基準の明確な自社株買い方針</li>



<li>金利上昇は貸出利ざやにはプラスだが保有国債の含み損拡大というマイナスも伴う、両刃の剣</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">分かりやすいルールを持つ銘柄でも、決算の中身を丁寧に確認する習慣が、長期の高配当株投資には欠かせません。まずは証券口座を開いて、自分なりの決算チェックの習慣を始めてみてください。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>マネックス証券の「銘柄スカウター」</strong>なら、業績・配当性向・配当利回りの推移をグラフで一目で確認できます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/invest-monex-scouter-howto/" data-type="post" data-id="176">銘柄スカウターの使い方：NTTを例に画面の見方を解説</a>】</p>



<a rel="nofollow noopener" href="https://h.accesstrade.net/sp/cc?rk=010072wz00orw5" referrerpolicy="no-referrer-when-downgrade" target="_blank"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://h.accesstrade.net/sp/rr?rk=010072wz00orw5" alt="株・投資信託ならネット証券のマネックス" border="0" width="468" height="60"></a>



<p class="wp-block-paragraph">保有銘柄の全体像についてはこちらの記事でまとめています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">【<a href="https://haitou-choco-nikki.com/invest-dividend-portfolio-overview/" data-type="post" data-id="254">高配当株ポートフォリオの全体像：29銘柄・8業種で分散する理由</a>】</p>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://haitou-choco-nikki.com/invest-mufg-dividend-reading/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
	</channel>
</rss>
