2025年9月配当株解説:INPEXの倍増と、未満株を売却するという判断

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2025年3月と9月、半年間でポートフォリオにいくつかの変化がありました。今回は、その差分を正直に振り返ります。


202503と202509、半年間の差分

銘柄2025年3月2025年9月変化
INPEX2,605円5,419円株数倍増
JT7,730円8,620円積み上げ+増配
ヒューリック4,128円4,203円ほぼ横ばい
1343(REIT)4,753円4,441円やや減少
クボタ100円100円変化なし
フルキャストHD26円26円変化なし
キリンHD30円31円ほぼ横ばい
ヤマハ発動機220円220円変化なし
iシェアーズ米国連続増配株ETF9円売却
JEPQ1,872円新規追加済み銘柄として継続
積水ハウス736円1,722円積み上げ

半年間で最も大きく動いたのはINPEXの倍増と、iシェアーズ米国連続増配株ETFの売却です。


INPEXが倍増した理由:単純に株数が2倍になった

INPEXの受取額が2,605円から5,419円へと倍増した理由は、特別な戦略転換ではなく、株数が単純に2倍になったためです。エネルギーセクターへの配分を継続的に積み増してきた結果が、そのまま数字に反映された形です。


JTがさらに伸びた理由:積み上げと増配の複合要因

JTの受取額は7,730円から8,620円へと増加しました。この増加は、株数の積み上げと増配が重なった複合的な要因です。配当性向75%という高い還元方針のもと、業績の回復にあわせて増配が実施され、そこに継続的な買い増しが加わったことで、受取額が押し上げられました。

配当性向の高さと増配のバランスについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。

配当性向とは何か:高いと何が問題なのか


「期待の持てない未満株は売却する」という投資方針の転換

今回最も大きな変化は、iシェアーズ米国連続増配株ETFを売却したことです。

以前のポートフォリオ紹介記事で「銘柄数は多ければいいわけではなく、管理できる範囲を意識することが大切」とお伝えしましたが、今回はその考え方を実践に移した形になります。

この時期から、自分の中に「あまり期待の持てない未満株は売却する」という新しい判断軸が生まれました。少額・未満株での保有だからこそ、大きな売却損を気にせず機動的に整理できるという利点があります。増やすことばかりに気を取られがちですが、削る判断もポートフォリオ管理の一部だと考えるようになりました。

保有銘柄の全体像については、こちらの記事でまとめています。

高配当株ポートフォリオの全体像:29銘柄・8業種で分散する理由


1343がやや減少:REITの分配金も一定ではない

J-REIT・1343の分配金は4,753円から4,441円へと、わずかに減少しました。REITは複数の不動産から得られる賃料収入をもとに分配金が計算されるため、不動産市況や個別物件の稼働率によって金額が変動します。「REITだから安定している」というわけではなく、分配金は増減しうるものだと改めて実感しました。


積水ハウス:着実な積み上げ

積水ハウスは736円から1,722円へと増加しました。こちらも株数の積み上げによる増加で、住宅セクターへの配分を継続している結果です。


まとめ:増やす判断も、削る判断も、どちらも大切

  • INPEXは株数が単純に2倍になったことで受取額も倍増
  • JTは積み上げと増配の両方が重なって受取額が増加
  • iシェアーズ米国連続増配株ETFを売却し、「期待の持てない未満株は整理する」という新しい判断軸が生まれた
  • 1343(REIT)の分配金はやや減少し、REITも一定ではないことを実感
  • 積水ハウスは着実な積み上げにより増加

半年前と比べてポートフォリオは、増えた部分もあれば、あえて手放した部分もあります。どちらの判断も、長期でポートフォリオを健全に保つためには必要なことだと感じています。まずは証券口座を開いて、自分なりの判断軸を育ててみてください。

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配当金投資の基礎知識を体系的に学びたい方は、こちらのガイド記事もあわせてご覧ください。

配当金投資で最初に覚えたい用語集:配当性向・利回りの違い

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