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高配当株投資を始めようと決めたはいいが、最初の壁はすぐにやってきた。何を買えばいいのか、さっぱりわからなかった。食品、自動車、銀行。調べれば調べるほど候補が増えていく。身近な業種を買えばいいのか。でも自分はBtoBの業種には疎い。東証の業種を大きく分類すると33もある。この中から自分でよさそうな業種を見つけるなんて、これは沼だと思った。
途方に暮れていたある日、一冊の本に出会った。配当太郎著「年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資」だ。証券会社の投資メディアで紹介されているのを見かけて、半信半疑で手に取った。
読む前の自分には、業種や銘柄を選ぶ基準が何もなかった。有名な会社を買えばいいのか、時価総額が大きい会社を買えばいいのか。そもそも何を見ればいいのかすら、わからなかった。
この本を読んで、霧が晴れた。
業種にとらわれるのではなく、「稼ぐ力」の強い企業を選ぶという考え方だ。有名かどうか、大きいかどうかではなく、継続的に利益を生み出せる企業かどうかを見ていく。その観点を知ったとき、銘柄選びの軸がはじめて自分の中に生まれた気がした。どの業種を選べばいいかという問いへの答えも、この本の中にある。気になる方はぜひ読んでみてほしい。
本を読んで自分が意識したのは、どんなビジネスモデルが「継続的に利益を生み出せるか」という点だ。有名かどうかではなく、多角的な視点でその企業の稼ぐ力を考えるようになった。実際に選んだ銘柄の中から2つ紹介する。
ひとつは三菱商事だ。鉱山や油田といったエネルギー資源の権益を持つ総合商社で、世界中のあらゆる産業の根幹を支える存在だと知った。「継続的に利益を生み出せる企業」という基準に、この会社は当てはまると感じた。商社株についてはその後さらに理解を深め、なぜ配当が12月に集中するのかといった仕組みも含めて別の記事にまとめている。
【商社株はなぜ12月に集中するのか。バフェットと同じタイミングで買い始めた話】
もうひとつは三菱UFJフィナンシャル・グループだ。銀行の主要業務に加えて投資業務も手がける、多角的な収益源を持つ企業だと知った。この銘柄をなぜ選んだのか、メガバンク3行を比較しながらより詳しく振り返った記事も書いている。
同じように迷っている方には、まずこの本を読んでみることをおすすめしたい。答えを教えてもらうというより、自分なりの基準を作るための一冊だと思っている。
あれから銘柄数は少しずつ増え、今では約29銘柄・8業種にまで広がっている。その全体像はこちらの記事でまとめている。
【高配当株ポートフォリオの全体像:29銘柄・8業種で分散する理由】
業種ごとの特徴を知ることは、銘柄選びの最初の一歩だ。通信・不動産など、他の業種についてもこちらで紹介している。
【通信3社比較記事】
【不動産に投資したら3,315円もらえた記事(REIT)】
【高配当株と増配株の違いとは記事】
投資を始めるには、まず証券口座の開設が必要だ。自分が使っている口座についてはこちらにまとめているので、参考にしてほしい。
【証券口座の開設に必要なものは3つだけ。初心者が知っておくべきことを解説】
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