高配当株選びにマネックス証券の銘柄スカウターを使ってみた話

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「高配当株に投資したいけど、どうやって銘柄を選べばいいの?」

このブログでこれまでNTT・KDDI・JT・ヒューリックなどの銘柄を紹介してきましたが、正直に言うと最初の銘柄選びは「なんとなく安定していそう」「利回りが高そう」という感覚で始めていました。投資歴が積み重なるにつれて、もっと根拠を持って銘柄を選びたいと思うようになり、たどり着いたのがマネックス証券「銘柄スカウター」です。

マネックス証券の口座は現在メインでは使っていません。ただ、銘柄分析ツールとしての評判を調べて実際にツールを触ってみたところ、「これは高配当株を探すのに使える」と感じました。もし今何も口座を開いていない状態で高配当株投資を始めようとしているなら、まずこのツールを使ってほしい、と言い切れるくらいの完成度です。


マネックス銘柄スカウターとは?

マネックス銘柄スカウターは、マネックス証券が2017年から提供している日本株の銘柄分析ツールです。口座を持っていれば無料で使えます。

提供開始以来27回に及ぶ機能追加が行われ、現在では「詳細な企業情報」「長期的な企業業績から銘柄抽出が可能な10年スクリーニング」「配当や自社株買いなどの株主還元情報」など多岐にわたる機能を備えています。日経マネーでも「個人が利用しやすいツールとしてお薦め」と紹介されており、個人投資家の間では「神ツール」と呼ばれるほど評判の高い分析環境です。


高配当株投資家が使うべき3つの機能

① 10年スクリーニング:条件を入れるだけで候補銘柄が一覧に

銘柄スカウターで最も強力な機能が「10年スクリーニング」です。

一般的なスクリーニングツールは直近の数値だけで絞り込みますが、10年スクリーニングは過去10年間の業績実績現在のバリュエーションを組み合わせた条件設定ができます。

高配当株投資家にとって特に便利なのが、以下のような条件設定です。

  • 「過去10年間で業績を伸ばしている×予想配当利回り4%以上×投資金額20万円以下」
  • 「株主優待あり×予想配当利回り4.5%以上」
  • 「連続増配×配当性向50%以下」

これらのテンプレートがあらかじめ用意されており、ワンクリックで候補銘柄が一覧表示されます。条件は自由にカスタマイズもできるため、自分の投資スタイルに合わせた絞り込みが可能です。

マネックス銘柄スカウター

たとえばこのブログで紹介してきたNTTやKDDIは、「過去10年業績安定×配当利回り3%以上×累進配当・連続増配」という条件でスクリーニングすると自然と候補に上がってくる銘柄です。「なんとなく通信株が安定していそう」という感覚が、データとして裏付けられる体験ができます。

【NTT・KDDI・ソフトバンク通信3社比較記事】

② 配当履歴・配当性向グラフ:「本当に配当を出し続けられるか」が一目でわかる

高配当株投資で最も避けたいのが減配です。利回りが高くても、業績悪化で配当を減らされてしまっては意味がありません。

銘柄スカウターでは各銘柄の過去の1株あたり配当実績と配当性向をグラフで確認できます。配当性向(利益のうち何%を配当として支払っているか)が安定して推移しているか、業績が落ち込んだ年に配当はどうなったか、という歴史が一目でわかります。

このブログでJTを紹介した際に触れた「配当性向75%という高さ」や、KDDIの「23期連続増配」という実績も、銘柄スカウターのグラフを見ると数字として視覚的に確認できます。「増配を続けられているのは業績が支えているからなのか、無理をしているのか」という判断材料として非常に有用です。

【JT配当金でMinimalを買った記事】

③ 理論株価・バリュエーション推移:「今の株価は割高か割安か」を過去5年で確認

PERやPBR、配当利回りといった株価指標について最長5年間のグラフ表示が可能で、現在の株価が過去のバリュエーションから見てどういった水準にあるかを確認できます。割高・割安の判断材料として活用できる機能です。

高配当株は「利回りが高い」ことが魅力ですが、株価が高騰している局面では相対的に利回りが下がります。逆に相場全体が下落している局面では割安に拾えるチャンスです。銘柄スカウターの理論株価機能を使えば「今買うべきタイミングかどうか」の判断をデータで補強できます。


まずは無料で試せる「スカウターライト」から

銘柄スカウターには、口座なしで使える「スカウターライト」も用意されています。2024年10月30日にリリースされたこのツールは、口座を持っていない方でも基本機能を無料で体験できます。ただし投資判断に必要な機能はフル版に限られており、本格的に使うには口座開設が必要です。

具体的には以下のような違いがあります。

スカウターライトスカウター(フル版)
口座不要必要
料金無料無料
10年スクリーニング一部のみフル機能
配当履歴・配当性向限定的充実
理論株価なしあり
米国株・中国株分析なしあり

まずはスカウターライトで「こういうことができるのか」と感覚をつかんでみてください。そのうえで「もっと細かく分析したい」「配当性向まで確認したい」と思ったタイミングで口座開設を検討するのが自然な流れです。

口座開設は無料で、スマホだけで完結します。

マネックス証券

まとめ:高配当株投資を「感覚」から「根拠」へ

  • 銘柄スカウターは10年スクリーニング・配当履歴・理論株価が使える無料の銘柄分析ツール
  • 「過去10年業績安定×配当利回り4%以上」という条件で高配当候補を一発抽出できる
  • 配当性向グラフで「この会社は配当を出し続けられるか」をデータで判断できる
  • まずはスカウターライトで無料体験し、物足りなければ口座開設でフル機能へ
  • 口座開設は無料・スマホだけで完結する

「なんとなくよさそう」という感覚だけで銘柄を選ぶ段階から卒業したい方に、銘柄スカウターは間違いなくおすすめできるツールです。これだけの分析環境が口座開設だけで無料で手に入るなら、使わない理由がありません。

すでに他の証券会社の口座を持っている方も、分析ツールとしてマネックス証券を追加するという使い方は十分に選択肢になります。

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