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配当金でチョコレートを買う、という習慣を続けていると、思いがけず地方への小さな旅が増えていきます。
有名な専門店は東京に集まりがちですが、実際に足を運んでみると、地方にこそその土地でしか出会えない名店があります。今回は、これまで訪れた地方のチョコレート名店を、地域ごとにまとめてご紹介します。
京都:伝統と革新が交わる街
京都では、北海道ブランドの京都限定展開と、老舗の後発ブランドという、対照的なチョコレートに出会いました。
ROYCE京都は、北海道の技術と京都の宇治抹茶を組み合わせた、通信販売なしの限定ブランド。京都駅のお土産屋で偶然見つけたときの驚きは今でも覚えています。ベルアメール京都別邸は、京町家をリノベーションした空間で、美山牛乳・水尾柚子・琴引の塩といった京都府内の産地の恵みを使ったショコラを楽しめます。桜の季節にあわせて訪れるのもおすすめです。
【ROYCE京都とベルアメール京都別邸:京都で出会う、2つの意外なチョコレート】
京都にはもうひとつ、忘れられない出会いがあります。祇園の路地奥にひっそりと佇む「加加阿365」は、365日すべてに異なる紋様が刻まれるという珍しいコンセプトのチョコレート専門店です。自分の誕生日の紋様を選んで受け取る、という体験ができます。
【加加阿365:365日、毎日違う紋様を刻む京都発の誕生日チョコレート】
長野:生チョコレートの発祥地へ
長野県飯山市には、日本の「生チョコレート」というジャンルそのものを発明した、小林正和シェフの店「奥信濃BUNZO」があります。
1988年、神奈川・平塚の洋菓子店「シルスマリア」で考案された生チョコレートは、特許を取らずレシピが公開されたことで日本中に広まりました。その発明者本人が、故郷である長野に戻って今も現場に立ち続けているというストーリーは、地方創生の物語としても読み応えがあります。
【奥信濃BUNZO:生チョコレートを発明した男が、故郷に帰ってきた】
石川:地元の名産品とカカオの出会い
金沢発のBean to Barブランド「フィルフィル」は、地元の名産品とカカオを掛け合わせるという一貫した姿勢が魅力です。
バナナと能登あおさを組み合わせた「能登ブルー」、石川県の銘茶を使った「加賀棒ほうじ茶」。ベトナムの異なる産地(ダクラック・バリアブンタウ)の食べ比べも楽しめる、産地の個性を追求するブランドです。
首都圏にも、それぞれの物語がある
地方の旅を続けていると、あらためて首都圏の店の個性にも気づかされます。せっかくなので、あわせてご紹介します。
横浜のみなとみらい・ハンマーヘッド店では、「バニラビーンズ」の工房を眺めながらのイートインを体験しました。テラス席から眺める景色は、まるで停泊した船から街をのぞむような感覚があります。さらに調べていくと、日本のチョコレート史における横浜の役割も見えてきました。長崎で初めて食べられ、横浜で初めて作られた——そんな2つの港町の物語も、あわせてお楽しみいただけます。
【停泊した船から横浜をのぞむ。バニラビーンズ ハンマーヘッド店で過ごした午後】
【長崎で食べられ、横浜で作られた:日本のチョコレートと港町の物語】
鎌倉のメゾンカカオ「チョコレートバンク」は、かつて銀行だった建物をリノベーションした空間です。夏には生かき氷チョコレートという限定メニューが登場し、季節ごとに違う顔を見せてくれます。
丸の内は、チョコレート専門店の激戦区です。ショーケースにタブレットが並ぶ「買い物型」のカカオサンパカ、パフェやケーキを楽しむ「イートイン型」のパレドオール、お酒とのペアリングまで揃うメゾンカカオ東京駅店。同じエリアにありながら、それぞれ異なる強みで棲み分けているのが面白いところです。
【カカオサンパカで出逢った、伝説のチョコと貴族の香り】
【配当金で丸の内へ。パレドオールで知った、カカオは果実だという真実】
【メゾンカカオ、東京駅店で出会った2品:生チョコクッキーと湘南ゴールドの香り】
まとめ:次はどこへ
- 京都:ROYCE京都(北海道×宇治抹茶)、ベルアメール京都別邸(町家×京都府内産地)
- 長野:奥信濃BUNZO(生チョコレート発祥の地への帰還)
- 石川:フィルフィル(地元名産品とカカオの掛け合わせ)
- 首都圏:横浜(港町の体験と歴史)、鎌倉(元銀行のリノベーション空間)、丸の内(3店舗が棲み分ける激戦区)
地方それぞれに、その土地でしか味わえないチョコレートの物語があります。配当金という仕組みがあれば、こうした小さな旅を少しずつ続けていくことができます。まずは証券口座を開いて、自分なりの旅の資金を育ててみてください。
保有銘柄の全体像についてはこちらの記事でまとめています。
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